毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「辺野古は学校だ」2015年6月16日()No.1382

2015-06-16 23:23:29 | がんばろう沖縄

瀬嵩の浜から振り返って見たヤンバルの森。

梅雨も明け、連日30度を超える名護地方です。

先週から連日瀬嵩の浜での抗議行動が続いています。

昨日は宿の掃除がまだ片付かない11時半、抗議団の声に誘われて、

浜まで走って行ってきました。

ちょうど辺野古ブルー(カヌー隊)が拘束を解かれ、浜に引き上げてきたところでした。

浜辺で応援する人々は50人くらだったでしょうか。

「沖縄県市民会議」の旗が翻っていました。

辺野古ブルーの最年少19歳の少年が挨拶しました。

「僕は海が怖い。海保が怖い。怖くて吐き気がするほどです。

でも、応援してくれる人たちのことを想い、毎日カヌーに乗っています。」

少年は普段、明るくてそんな風には見えない、と

宿に戻ったカヌー隊のチバさんが教えてくれました。

チバさんは百戦錬磨の大ベテランです。

年金生活の中、毎月、ピーチやジェットスターなど格安航空機に乗って来て、

格安宿の「海と風の宿」に10日から2週間ほど滞在し、

毎日カヌーを漕いでは海保と直談判の交渉をしています。

「税金で1個が1万6千円もするフロートを買うなど、ぼくは認めない。

僕の税金分として3個ほど家へ持って帰るよ」

などと冗談を言うと、海保の指揮官が

「それは困ります」

と言ったなど、毎日の海での出来事を聞くのが私の楽しみです。

 

昨日の19歳の少年は、ここ辺野古で、

踏ん張ることの苦しさ、大切さを学んでいます。

まるで辺野古は若者たちの学校のようだと私は思います。

この「海風」にも4日前広島の19歳のフリーターの女性が投宿しました。

16日間、座り込みとカヌー隊で頑張るため、荷物まで送ってきました。

 

全国の若者たち、どんどん辺野古にいらっしゃい。

辺野古は人生で最も大切なことが学べる学校です。

 

↑自転車で「わんさか大浦パーク」に買い物に行く途中、見つけました。

あちこちに基地建設反対のバナーが掲示されています。

 

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