キャンパスの片隅ではいつもお祖父さんかお祖母さんが孫と散歩をしたり、遊ばせたりしています。
先日、1年生の聴解授業で、
5月3日は憲法記念日で祝日だという音声録音を聞きました。
せっかくですので、私は、日本国憲法には、
1:基本的人権の尊重
2:主権在民
3:平和主義
という三原則があり、日本は他国侵略のための武器を持たず、
戦争を永久に放棄すると宣言していることを教えました。
みんな、(へえ、そうだったのか~。知らなかった)という顔をしました。
しかし、今のアベ政権はアメリカと一緒に戦争できる国に
日本をチェンジしようとしていると言うと、
何人もが「知っています」と頷きました。
同時に、多くの日本の民が、アベ政権に反対し、
戦争反対、平和賛成で頑張っていると伝えたところ、
それも、かなり報道されているようでした。
日本に住む人たちに、中国の人たちがどう思っているか、
超短いメッセージを書いてほしいというと、
ノリのいい一年生たちは、
「わかりましたあ~~!」と元気よく答え、次のようなメッセージを寄せてくれました。
・戦争がない世界はとても美しいです。(韋彤)
・全世界は家族です。(陳棋穎)
・私たちは戦争しない。(陳棋穎)
・私たち(中国人)は平和が好きです。(陳棋穎・劉樹慧・唐瀾)
・中日両国は一衣帯水を隔てている隣国であります。(閻小玲)
・両国民がお互いを理解すること、戦争に反対すること、平和であることを祈ります。(閻小玲)
・平和は私たちの願望です。(劉樹慧・唐瀾)
・日本人と中国人は永遠の友達です。(劉樹慧)
・私は平和を愛する。戦争をとても嫌い。(唐瀾)
・停止戦争、呼吁和平。 一个地球、一个世界、让和平永駐。(張倩楠)
・地球という美しい故郷のために世界各国団結友愛・共同生活。(張寧)
・平和は世界で最もすばらしいことです。
・世界が平和であるようにお祈りします。
・戦争しなかったら、美しい世界がある。
・戦争は災難を、平和は私たちに幸福をもたらす。
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昨年12月には文字もヨロヨロしていた一年生です。
もちろん、辞書で調べながらでしょうが、
日本語の言葉を使って、自分たちの気持ちを表現しようとする学生たちに
胸熱くなる思いがします。
最後に、
学生たちが、日本で平和のために奮闘している一人ひとりを応援していると
言っていたことをお伝えします。
「がんばって~~」と。