毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「キャンパスの花の下、腱板断裂かなんかでトボトボと」No.1623

2016-03-26 22:12:03 | 中国事情

菏澤学院の宝物は木だと以前書きましたが、

今週はキャンパス中が花盛りで、

(みんな、花見はやらんのかい、ええ?)と老婆心ながら思うのでした。

学生たちは私の提案にただ曖昧に笑うばかりです。

 

 

 

ここ数週間、2年生・3年生の作文に追われています。

中国人の日本語作文コンクールに応募するためです。

実はこれ、延々5月末まで続く難行苦行なんざんす。

なぜそんなものに応募するのか、他人や問ふらむ。

それはまあ、学生の潜在的な力を引き出すのに利用するとでも言っておきましょう。

それでも、応募に際しては解読不能な作品は、なんぼなんでも出せません。

そこで、私が添削するのですが、

初めに送られてきた作文を読むのは学生たちには失礼ですが(笑)、

ほとんど恐怖に近い感覚です。いや、ホンマ。

3日間ほど、ほとぼりが冷めるのを待ち、もう一度その訳わからん作文を読み直すと、

これが不思議なことに、はじめの時より確実に解読できるのです。

そして、(この子は、がんばって書いたんじゃないか。

なぜ数日前はゴミ箱に捨てたろかいなどと思ったんやろな)

と、自分の気持ちの貧しさを反省するのです。

今、3年生はほぼ1回目の添削が終わり、2回目、3回目と

寄せては返す波のような作業を繰り返しています。

3年が一段落ついたら、今度は2年です(ああ、先延ばししたい)。

 

パソコンの前に座って、休日も関係なく作文チェックばかりしているうちに、

数日前、突然左肩に今まで感じたことのないニブイ痛みを覚えました。

五十肩とは違い、ズキズキするし、何やら脇のリンパが腫れてきています。

日本でも病院に行くのを極力避けてきた私です。

こんな異国で言葉も分からんのに、絶対医者なんかに行きたくない一心で

肩に日本から持ってきた桐灰カイロを惜しげもなくベタベタと貼り付け、

痛みどめを飲み、一日様子を見ました。

二日目、少し痛みが和らいだのが分かり、どれほどホッとしたか分かりません。

今日で4日目、完全ではないものの、確実に回復に向かっています。

ネットで、▼五十肩を発症したら早めに体操に取り組もう▼という記事を読み、

五十肩以外に、腱板断裂、関節唇損傷、上腕二頭筋長頭腱炎など、

いくつもの名前を見ましたが、どれだかサッパリ分かりません。

とにかく、症状が落ち着いたら、毎日肩の体操です。

年には勝てませんわ・・・・・・。

 

↓ 菜の花。からし醤油和えにしようと一束買いましたが、

数本、食べずに飾っています。こんな台所に甘い匂いが漂います。

コメント (2)
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