気になって保存していた一週間前の香港の写真↑ 6月9日(日)。
・・・103万人が街頭に。凄い!!
12日には催涙ガスがばんばんデモ隊に発砲され、
デモ参加者の多くがゴーグルをつけて対抗したとのことです。
韓国にしても、香港にしても、台湾にしても、やるときはとことんやる庶民たち。
日本は・・・・・・
↓6月14日も人々は街頭を埋め尽くしました。
今回の「逃亡犯条例改正」反対デモは、
2年前の「雨傘革命」の時よりさらに参加者の顔ぶれが広汎になったそうです。
中国本土政府に政治犯が引き渡され得るこの改正案が通ることは、
香港の自治が破壊され、一国二制度が崩れることを意味するので
香港人の危機感はたいへんなものがあります。
しかし、外国人であっても(つまり、日本人とて)香港で逮捕され、
中国本土政府に引き渡される可能性もあるのです。
他人事ではありません。
それでも香港政府は昨日6月15日、
中国本土への容疑者引渡しを可能にする「逃亡犯条例」の
改正案の審議を延期すると発表したそうです。
(ふう、やれやれ~)
でね、香港政府(林鄭月娥行政長官)の言葉が
「私たちのやり方が至らなく、
大きな論争を引き起こしたことを深く悲しんでおり、遺憾に思っている」
「説明とコミュニケーションが十分ではなかった」と。
香港はまだ民主主義が機能しているんですね。
日本でも、100万人が
「辺野古基地建設反対」「工事中止」のデモをしたら
いくらアベ政権でも、
「私たちのやり方が至りませんでした」
「説明とコミュニケーションが十分じゃなかったです」
と、言わざるを得ないのではないでしょうか。
日本人の多くが他人事みたいに傍観しているために、
沖縄県民が渾身の勇気と力を奮い起こして、何度も、何度も、
「もうこれ以上基地建設は止めて!」
と民意を示し続けているにも拘わらず
アベ首相はここまで残虐なことができるのです。