今、大学は新学期です。
今年も、私には子どもにしか見えない一年生が入学し、
保護者も付き添って生活用品を買ったり、
食堂でご飯を食べたり、
何かしら浮き浮きと歩いたりする姿が
キャンパスの随所にみられます。
新入生たちからは大学生活への希望・期待オーラが発散されていて、
そう言えば6月に慌しく去って行った卒業生たちも、
4年前はこうだったなあ、と懐かしく思い出されます。
しかし、今年、我が日本語学部に入学してくる一年生はいません。
昨年の入学生が10人未満(たったの6人)だったので
自動的に今年は募集しないことになっているそうなんです。
それでなくても日本語専攻を選ぶ学生は少ないのに
去年は何を考えたのか、それまでと募集方法を変えて、
山東省からしか募集せず、また、第一希望の学生しか採用しませんでした。
そして、こういう事態になって初めて、
来年こそ元通り、
全国を対象に募集するだの、第6希望まで採るだの言っています。
意味が分からない大学なんです。
そんなこととは無関係に、キャンパスはモクゲンジで美しく彩られています。
取りあえず、自然はいいなあ。