おとといの日曜日、沖縄読谷村の小学校で運動会が行われました。
高学年の子ども達による地元の舞踊「エイサー」。
テントのところに座っている子ども達が三線を演奏しています。
写真は、沖縄在住のフェイスブック友だちShigekoさんが、
お孫さんの学校で撮影したものをお借りしました。
台風のため、午前中で運動会は終えられ、
おうちでお母さんの手作りお弁当を囲んだとのこと。
日本のあちこちに深刻な被害をもたらす台風ですが、
私も、沖縄の半端じゃない台風を4年前に体験しました。
ちょうど名護市瀬嵩のゲストハウスの家守をしていたので、
入り口に太い柱のようなカンヌキをしたり、
家主の犬、グナアを待避させたり、
何かあってはいけないとめっちゃ緊張しました。
翌日、タクシーの運転手さんに
「昨日の台風は凄かったですね~!」と言うと、
「え、あれ?あれはね、台風の赤ちゃんさ。
本物の台風はあんなもんじゃないよ~。」
と言われ、ひっくり返りそうになりましたよ。
愛しい孫たちの発表を見つめるShigekoさんの眼差しは、
日本中、どこの町や村のお祖母さんとも共通するものですね。
でも、違うことが一つあります。
沖縄では、普通のお祖母ちゃん、お祖父ちゃんが、
子や孫とのかけがえのない今の時間の一部を犠牲にして
未来の子供たちの生活のために、
新基地建設強行阻止に
毎日身体を張らなければならないということです。
Shigekoさんも、車で一緒に行く仲間とともに
何年も辺野古や安和に通っています。
沖縄の普通のお祖母ちゃん、お祖父ちゃんたちに対して、
いつまでこんな理不尽で酷い仕打ちを続けるのでしょう、
国は。
そして、本土の無関心な人たちは。