毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「煙台から」No.2463

2019-10-25 22:49:10 | 中国事情

昨夜10時過ぎの菏澤駅。

ちょうど今は自分の畑の収穫を終えた農家の人たちが、

上海や北京へと出稼ぎに行くシーズンで、駅は混雑していました。

袋の中には当座の生活用具や服などが入っているのでしょう。

殷雪珂さんが荷物をもったおじさんに聞いたところ、

「北京に出稼ぎに行く。昔は春節まで帰れなかったが、

今は鉄道網が発達して、北京から菏澤まで7時間・81元で帰ってこられるから

ときどき、家に帰るよ。」

とのことでした。

今朝、9時頃煙台駅に着きました。

外に出て振り返るとこんな感じで、北京オリンピック会場の「鳥の巣」を思い出しました。

日本語学部主任の楚先生と殷雪珂さん。

駅からタクシーで海辺を横に見て煙台大学へ。

中国ではどの大学にも「招待所」というホテルみたいなところがあるのですが、

この大学の招待所は外国人は泊めないという決まりがあるそうです。

今までいくつもの大学の宿泊所に泊まった私ですが、

そんなことを言われたのは初めてで、(なんて遅れた大学だ!)と

プンプン怒りながらキャンパスの外のホテルに行きました。

キャンパス外のホテルも、外国人お断りのところがけっこうあり、

煙台に対する印象が一気に下がりましたよ。

結局、今夜はキャンパスから遠く離れた4つ星ホテルに泊まって、

明日朝、またタクシーで会場に向かいます。

山東省の29大学の選手が参加する日本語スピーチコンテスト、

殷雪珂さんとは、

この2ヶ月間で身につけた表現力を最大限発揮することだけを

目標にしようを確認しています。

昨日の授業で後輩の2年生たちは殷雪珂さんを励ますために

ボイスレターを作成したんですが、

「先輩、緊張しないで!」

という声が緊張で震えていました(笑)。

さあ、明日はどうなることやら。

 

コメント (2)
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