2011年に千葉県から沖縄に移住した久我信太郎なるいい歳をした人物が、
2014年から5年間も「中国人」を否定するヘイト活動を続けているそうな。
「シナは2200年、ずーっと人殺しで嘘つきで泥棒なんですよ」
おや、これ中国人の学生が以前言っていた言葉、
「日本はずーっと中国から何でも盗んできた。漢字から音楽から国家の統治方法まで」
と似ているじゃないですか。
罵る相手国を入れ替えただけで。
どちらも、全く事実ではありません。
久我が言う「中国は人殺し」は戦争時、日本軍人が中国で「中国人を殺した」、
つまり、「日本人は人殺し」が事実であり、盗人猛々しいとは久我のことです。
また、中国人学生が言う「日本は何でも盗んだ」というのは、
「なんでも学んだ」の間違いです。
遣隋使や遣唐使が中国皇帝の下に派遣され、皇帝の許可を得て勉強し、
それを日本に持ち帰ったことを「盗んだ」というのは悪意あるヘイトです。
ヘイトというのは、憎悪と対立をかき立てる以外の何ものでもなく、
内容もウソばかり、
「お前のかあちゃん、でべそ~!」と見てもいないのに言う子どもと同じ、
否、そんな生易しいものではなく、人権侵害の犯罪です。
川崎市がヘイトに刑事罰を下す差別根絶条例を審議しているとのこと。
各都道府県、市町村もぜひ採択して貰いたいと切に願います。
ヘイト活動は国際平和の敵であります。
間違っても国家は、
その品格にかけてヘイトを助長させるような操作をしてはなりません。