↑写真はネットから。
2010年に中国江西省に出稼ぎに来て、途中1年間日本に戻りましたが、
現在また山東省に駐在中です。
はじめは自分と中国の人々の間が
薄い膜のようなもので隔てられている気がしていたんですが、
今、その膜はすっかり取れ、心から打ち解けて暮らしています。
逆に、日本ではいつもどこか気を配らなければいけない雰囲気が
辺り一帯を覆っているように感じるのですが、
なぜここにはそれが無いのでしょう。
私が外国人だから生活のややこしさを猶予されているのか、
中国の人々の気質の大らかさ故か……、
その両方かも知れません。
今日はネットの写真から中国の人々の生活を拾ってみました。
頷けるものばかりです。
↑耳に携帯ラジオを括りつけている年配の男性。時々、ラジオの大音響とともに散歩する年配の方を見かけます。大体は中国の演歌とか京劇のような歌です。
↑外で昼寝する人もよく見ます。蚊に刺されないのでしょうか。
↑KFCならぬオバマさんのOFC。中国人はジョークが大好き。
↑なぜマフラーをせず、描くにとどめているのか?これもジョークかも。
↑どうやって入ったのか高速道路の脇で日傘を差して葡萄を売る女性。
誰か買うんですかね。
↑火星に帰るので5元カンパして欲しいと訴える火星人。
↑飛行機が動かなくなったら乗客が押して空港まで?
この飛行機、山東航空のですね(笑)。
↑これを見ただけでも中国の人口の多さが実感できるでしょう。
とにかく人が多いんですよね。
↑中国の赤ちゃんはこんな丸い赤ちゃんがほとんど。
家族みんなに可愛がられています(私の見た限り)。
↑深圳。街が洪水になると必ずにわか漁師さんたちが現れます。
↑こちらは広西チワン族自治区柳州市内の道路で網を投げて魚を捕る人。
↓最後は因縁の便座。
これは新築マンションのトイレ便座がもろくも壊れたもの。
交換しても2ヵ月後再び割れたそうです。
安モンのペラペラの薄いのを使うからこうなるんです。
広~~い大地で育った民は、何事にもおおらかですね。
でも、自己主張は強く、きちんと自分を持っていますね。
戦前の中国の片隅でほんの何年かを過ごしただけですが、生まれ故郷でもありますので、中国への思い入れは強いと感じています。
異文化を拒否して、自分たちの価値観で判断している人たちに違和感を持っています。
日本から一歩も外に出ないと、どうしても日本中心主義に陥りがちですね。わたしも日本に戻ったとき中国人の悪口を聞くと(まだそんなこと言っているのか!鎖国状態だわ、この国)と思ってしまいます。中国の国家体制は矛盾をはらんでいますが(日本はその体制に近づいていますね)、中国国民はその体制下で苦労しながら暮らしている人々です。国家と人民を一緒くたにするのは大間違いですね。
ところで、赤ちゃんは(ハンバーガーかな)と思ったんですけど(笑)。