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日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「選挙結果2:光も見えた」No.1712

2016-07-12 23:26:04 | 反戦
10日夜、参院選の結果を私はラジオで聞いていて、

ある程度予期できたこととは言え、

大勢がわかると全身の力が抜けて、とりあえず布団を敷いて寝ました。

さらに翌日の記事でアベ首相の狡猾な満面の笑いを見たときは、

鉄の壁を構築して心を防衛しなければなりませんでした。

大阪でわたなべ結さん(次席:共産)が当選していたら

「改憲」勢力が3分の2にはならなかったのに…、残念です。

複数区でも野党統一候補が実現していたら、

大阪も兵庫も一人ずつ確実に通っていたのに…。

衆院選ではさらに野党各党(て言うか民進党)が覚悟を決めて、

複数選挙区でも統一候補を実現させてほしいです。
 

でも、振り返ってみれば、

今回は日本選挙史上初めての野党統一候補擁立だったし、

統一が決まるのがもたついて遅かったにしては、

11区で統一候補が当選したのですから確実に効果はありました。

(2013年の一人区ではたった2人しか野党は当選しませんでした)。

これは、自民公明が口汚く揶揄するような低レベルの野合ではありません。

スペイン人民戦線同様の「反ファッショ統一戦線」で、すばらしい戦略です。


私は特に、沖縄・福島・青森・宮城・岩手・山形には感動しました。

基地、原発、TPPなどで苦しめられている人々が、

野党統一候補に一票を投じて現政府にNO!を突き付けたことに。

(沖縄・福島は現職大臣が落選)

東北は保守の地盤が固いところで、

中でも福島はその最たる県だという印象を私は持っていました(これ偏見だった?)。

「野党統一で戦うことは力になる」という実感を得たのが今回の希望の光その1です。


その2は、全国の多くの一般庶民が政治や選挙活動を政党任せにせず、

自分たちに何ができるかを考え、積極的に行動した画期的な選挙だったことです。

庶民の一例、わが娘も以前はあまり政治に熱心とは言えない子でしたが、

今回の選挙では夫婦で新聞にまで紹介されるほどめちゃくちゃ頑張っていました。

↓神戸新聞に載った娘夫婦の雄姿(笑)


連れ合いの賢ちゃんは自前で音響装置を買い、

「街角選挙カフェ」を開催してまわり、

これまた数年前は想像もできないことでした。

↓家の前には共産党・社民党のポスターがバンと。


↓これらも全部自分たちの手作り。車に常備して移動するところがすごい。

↓投票日は、一緒に自前で選挙活動した無党派市民グループの友達の家で
選挙結果を待ちながら、食べたり飲んだりするため家族でお出かけです。
自分たちの生活に政治・選挙がしっかり位置づいているのが親としても頼もしい限りです。


最後に、

福島瑞穂さんの当選も嬉しいことです。

社民党は唯一みずほさんだけが当選しました。
 
土井たかこさんの後を引き継ぎ、国会内外で奮闘努力を重ねてきたみずほさん、

社民党がどうなるか、ビミョーですが、

彼女にはこれからも頑張ってもらわなくてはね。
 
 

とりあえず、皆さんお疲れさまでした~!
また、今日から頑張りましょう。
EmojiブルーはーとEmoji
 

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