「日本の原発はそもそもそういった事態が起こらないように
工学上安全に設計されている」
原発事故の5年前、吉井英勝共産党議員が2006年3月1日に
「最悪の場合、炉心溶融、水蒸気爆発、水素爆発であるとかを
想定して対策を立てていかなければならないのではないか」
と専門的観点から質問したことが
なんと軽くいなされていたことか。
その結果2011年3月11日・12日、福島原発事故が起きました。
「事前に手を打てば事故にならなかった。
思い込みと秘密主義が事故の原因だ」
という吉井議員の言葉は原発事故に留まらず、
あらゆる事故に当てはまるでしょう。
第一次アベ政権は、
2006年に吉井英勝議員の指摘を黙殺した時の政権ですが、
その当時と何にも変わることなく、
「世界一安全な日本の原発」と自画自賛して再稼動を進め、
沖縄辺野古では、
辺野古の軟弱地盤深さ90mを改良することも問題ないと
豪語しています。
金儲けを企図する者たちは
常に犠牲の大きさを甘く見積もるということを
私たち庶民は肝に銘じなければならないでしょう。
犠牲になるのは決して彼らではなく、
私たち自身だからです。
原発事故 吉井議員質問ダイジェスト
2006年3月1日、2010年5月26日、2011年4月6日、13日
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