中西宏明経団連会長と言えば、御存知、日立製作所の会長兼執行部代表ですが、
ついでに言えば、
著名財界人が名を連ねる安倍の後援会「四季の会」や「さくら会」の
メンバーでもあるそうです。
世界的に原発衰退が進む中、その流れに逆行する
安倍政権の「原発推進前のめり」政策に合わせた日立製作所は、
イギリスに原発作ろうとして結局3000億円の損失を出して撤退。
それで、今年1月に「原発はもうムリ」の発言があったのですね。
それでも、たちまち前言を翻し、
昨日3月11日の記者会見では
「原子力エネルギーは遠い将来を含めて必要、
という議論を深めるべきだ」と、議論の必要を唱えつつ、
小泉純一郎元首相が顧問を務める
「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」から
公開討論を申し込まれていることについては、
「感情的な反対をする方と議論しても意味がない」と述べたとか。
つまり、原発事故の被害者の声や反対意見には耳を塞ぎ、
またこうなってもいいから、
とにかく、今だけ、自分だけは銭儲けしたいと言うことですね。
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でも気がついた人は、可笑しいものは可笑しいと言い続けましょう。
オリンピックだ万博だと浮かれている場合じゃありません!原発は廃炉までの道のりは程遠いのですから。
まさに今の日本は国全体が殺伐としていますね。民主主義を軽視したり、権力者が違法行為をしても(だから何?しかたないじゃん)と善悪の基準がめちゃくちゃだったり……。全く美しくない日本です。こんな日本にした責任は大人一人ひとりが担わなければなりませんね……。政治に無関心なことは最も無責任なことです。