12月に入り、毎日最低気温が零度を下回る日が続いています。
先日、お友だちの「こきおばさん」のブログをのぞいてみたところ、
「寒い夜はこれが出番」と
甲州郷土料理「ほうとう」を紹介していらっしゃったので
さっそく山東省菏澤でもトライしてみることにしました。
自分の中ではだいたい「ほうとう」だな、と思うんですが、
日本の皆さんから見るとほとんど繋がらないかも
何しろ本物の「ほうとう」を食べたことがないもんですから、
とにかく鍋にサツマイモ、人参、白菜、エノキダケ、椎茸、玉ねぎなど、
ある野菜を入れて、豆腐(中国の豆腐は日本の木綿豆腐をさらに引き締めた固さ)と、
うどんの代わりに刀削麺(元々山西省の麺ですが今はどこでも入手できます)を
使おうと思ったんですが、
ちょうど昨日、煙台産緑豆春雨を水に戻して冷蔵庫に放置してあったので
それにしました(思えばこれが「ほうとう」のイメージを壊す原因かも)。
最後は味噌の代わりに豆板醤です。
日本の八丁味噌に似ていなくもありません。
熱々を器に移し、香菜(シャンツアイ、タイ語ではパクチー)を
トッピングしました。
風邪気味の身体があったまりました!
↓今日の王禹偁さん。中国宋代の官吏・文人ですが、
王朝に召抱えられてもダメなことはダメ、とはっきり言うので
何度も左遷されたり、追放されたりした山東省菏澤出身の名士です。
(今の日本の官僚たちにこの人の爪の垢でも煎じて飲ませたい)。
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