毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「『機動隊員は敵』ではない」No.2193

2018-02-20 23:56:40 | 我が心の沖縄

 今日、キャンプシュワブゲート前で確認したことがあります。

 アルソック(民間警備保障会社)社員はもちろん、機動隊員一人ひとりは

敵ではないということです。


 昨日は朝9時前から午後3時まで3回、今日は午前中2回、

ゲート前に座り込み、全て排除されました。

下のように、男性に対しては4人がかり、

女性に対しては3人がかりの機動隊員に両腕と足を持たれて、

檻の中まで運ばれるのです

 

 

 

 

私は今日、担がれながら機動隊員に話しかけることにしました。

「ごめんねえ、私は重いから~。

だけど、私たちは座り込むしかできないんですよ。

武器も何にも持っていないからねえ。」

とか

「辛い仕事させて済みませんね。

でも、私たちはもう座りこむしか、工事反対の手段がないの。」

とか。

運ばれながら、

(なんぼ屈強の若者でも、重いものは重いだろうなあ)と思ったからです。

また、機動隊員の中にはオジイ・オバアを排除したくなくて

暗い顔をしている人や、

後ろの方で涙目になっていた人もいると聞きました。

沖縄県警は基本的に沖縄県出身者で構成されています。

沖縄県民と沖縄県民が敵対することは本当によくないことです。

もともと、全ての若者たちが戦争に行かなくてもいいように、

私たちは基地建設に反対してきました。

「全ての若者たち」の中には、機動隊員も入っているのです

 

今日は「辺野古の女神さま」89歳の島袋文子さんが

車椅子で来ていました。

 文子さんに付き添っていたSさん、Uさんが、

上り坂なので

そばにいた機動隊員に手伝ってくれるよう頼んだところ、

その機動隊員は快く引き受けて、

平らなところまで車椅子を押してくれました

見てください。

いい若者じゃないですか

道路わきでそれを微笑んで見ていた別の機動隊員がいたので

「嬉しいね」と私が言うと、

また、にこっと笑いました。

沖縄県警の機動隊員は沖縄県民の子どもです。

どうしたら、分断されずに心を通わせ合えるか

私たちは真剣に考え、行動しなければなりません。

 

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1 コメント

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そうですよね。 (こきおばさん)
2018-02-21 06:28:38
同じ人間同士、しかも同じ県民同士なら、誰だっていがみ合いたくなありませんよね。その人たちだって命令されて仕方なくなんですよね。
でも、それが戦争の基本、命令されたら自分の意思なんて関係なく、命まで奪われてしまうのです。
戦争体験者だから、私にはよく解ります。若者を誰一人として、戦場で死なせたくはありません!!
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