一年ぶりのキャンプシュワブゲート前です。
一年間で、沖縄県警はさらに悪く変化していました。
ゲート前に座り込む人びとを、まるで丸太を運ぶように、
機械的に3,4人で担ぎ、
檻に入れて閉じ込めて出口を塞ぐのです。
その檻は一年前にはなかったものです。
毎週月曜日はスカートDAYだとSさんから聞いていたので、
私たち3名は一応スカートを履いて臨みました。
このスカートDAYは、韓国済州島の女性デモの人たちが、
男性警官に触れられるのを拒否して女性警官に対応させたという
実績に学び、始めたものです。
しかしまあ、日本では女性警官が登場するどころか、
男性の沖縄県警が3人がかりで右腕、左腕、そして両足を分担してガッツリ持ち、
わっせ、わっせと運ぶのです。
私はガツッと持たれた右腕付け根が骨まで痛くて、
「右腕痛い、右腕痛い。何でそんな痛くすんねん」と
抗議しながら虚しく運ばれ、檻に入れられてしまいました。
多くの女性は痣ができていましたし、
ある女性は下着まで見られてセクハラも極まる人権無視でした。
それでも女性たちは非常に勇敢に抗議を続けています。
かつて、山城博治さんが毎日リーダーを努めていた時、
穏やかにニコニコと座っていた女性たちは、
今、一人ひとりが創意工夫を凝らし、
それぞれが、どうすれば基地工事を止められるかを懸命に実践しています。
そして、テントの中では相変わらず穏やかで、元気なお喋りに
花を咲かせる辺野古新基地建設反対の女性たちでした。
私も仲間に入れてもらい、新しいフェイスブック友達もできましたよ~。
さて、道路手前の黒っぽいアスファルト部分は
米軍車両と工事車両が想定外に道路を酷使したため、
数週間前、道路が陥没した痕です。
その向こう側のアスファルト表面に黒い色が見えるのは、
痛んだ道路の亀裂です。
粉塵は飛ばすし、道路は壊すし、サンゴは潰すし、
このがむしゃらな工事は日々環境破壊を続けています。
それでも、テント横には新基地建設反対の人たちが植えた花が咲いて
心を和ませてくれました。
ハイビスカスが咲く今日の沖縄辺野古は気温が25℃、夏日でした!
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