毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「辺野古キャンプシュワブゲート前の女性たち」No.2192

2018-02-19 23:09:03 | 我が心の沖縄

一年ぶりのキャンプシュワブゲート前です。

一年間で、沖縄県警はさらに悪く変化していました。

ゲート前に座り込む人びとを、まるで丸太を運ぶように、

機械的に3,4人で担ぎ、

檻に入れて閉じ込めて出口を塞ぐのです。

その檻は一年前にはなかったものです。

毎週月曜日はスカートDAYだとSさんから聞いていたので、

私たち3名は一応スカートを履いて臨みました。

このスカートDAYは、韓国済州島の女性デモの人たちが、

男性警官に触れられるのを拒否して女性警官に対応させたという

実績に学び、始めたものです。

しかしまあ、日本では女性警官が登場するどころか、

男性の沖縄県警が3人がかりで右腕、左腕、そして両足を分担してガッツリ持ち、

わっせ、わっせと運ぶのです。

私はガツッと持たれた右腕付け根が骨まで痛くて、

「右腕痛い、右腕痛い。何でそんな痛くすんねん」と

抗議しながら虚しく運ばれ、檻に入れられてしまいました。

多くの女性は痣ができていましたし、

ある女性は下着まで見られてセクハラも極まる人権無視でした

 

それでも女性たちは非常に勇敢に抗議を続けています。

かつて、山城博治さんが毎日リーダーを努めていた時、

穏やかにニコニコと座っていた女性たちは、

今、一人ひとりが創意工夫を凝らし、

それぞれが、どうすれば基地工事を止められるかを懸命に実践しています。

そして、テントの中では相変わらず穏やかで、元気なお喋りに

花を咲かせる辺野古新基地建設反対の女性たちでした。

私も仲間に入れてもらい、新しいフェイスブック友達もできましたよ~。

 

さて、道路手前の黒っぽいアスファルト部分は 

米軍車両と工事車両が想定外に道路を酷使したため、

数週間前、道路が陥没した痕です

その向こう側のアスファルト表面に黒い色が見えるのは、

痛んだ道路の亀裂です

粉塵は飛ばすし、道路は壊すし、サンゴは潰すし、

このがむしゃらな工事は日々環境破壊を続けています

 

それでも、テント横には新基地建設反対の人たちが植えた花が咲いて

心を和ませてくれました。

ハイビスカスが咲く今日の沖縄辺野古は気温が25℃、夏日でした!

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