娘につい乗せられて主催者に名を連ねてしまった「けんぽうCafe・十三」ですが、
蓋を開くと、これはこれはの面白さでしたね。
準備はぜんぶ、娘や弘川弁護士とその友達がやってくれたので、
私は会場(帰国者の友)の鍵を開けるのと、
お茶(十年熟成プーアル茶だよ!)の準備だけでした。
「本当は自分にとても関係のある憲法なのに、
今まで知ったつもりであまり真正面から考えて来なかった」
という感想がありましたが、
それは右に同じで、ほとんどみんな同感だったと思います。
専門家の弁護士さんに分かり易く教えてもらうのは、
実に有意義で役に立つことだと痛感しましたよ。
中国残留孤児1世の西井澄さん(79歳)、2世青木雅子さん(43歳)も参加して、
「憲法が自分を守ってくれるものだと初めて知りました」(2世・青木さん)、
「憲法について勉強する機会もなく、中国では日本人だといって攻撃され、
日本に戻れば中国人だと言って排斥され、苦労ばかりの人生でした。
これから憲法についての学習会に自分から積極的に参加して、
少しでも分かるように努力していきます」(1世・西井さん)
と感想を述べられました(うるうる)。
↓30代、40代、50代、60代、70代と幅広い年齢層の女性中心に16名(+2名の赤ちゃん)参加。
男性は2人だけでした。これ、安保法案に対する反応と、ある共通性を持ちますね。
↓「憲法」についての映像紙芝居も上映。
作者は「明日の自由を守る若手弁護士」グループの人だそうです。
みんな、食い入るように見ています。紙芝居効果ですね。
↓意見を述べる帰国者1世の西井澄さん。
15日敗戦の日には「加害と向き合い東アジアの未来へ!市民宣言」
にも一緒に行き、
「戦争を体験した残留孤児こそこういう会に参加しないとダメですよ。」
と厳しい表情で語っていました。
今年3月末に、78歳で夜間高校を卒業した口先だけでない本物の努力家です。
↓会が終わってビルの外に出ると、町会の地蔵盆の準備が整っていました。
8月22日は地蔵盆だったんですね。
古来、地獄の鬼から子どもを守る守護仏であるお地蔵様。
どうぞ、これからも子どもたちが地獄の沙汰に巻き込まれない様に、
見守っていてください。
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