年越しの夜。
部屋は暖かく、ささやかな食べ物が手を伸ばせば口に入る。
現代に生きる誰でも、
それくらいを望む権利はあるのではないでしょうか。
山上憶良の時代じゃないんですから。
今日の山東省菏澤市はこの冬一番の冷え込みでした。
今朝、パソコンで最低気温が-9℃だと確認した時点で、
私は宿舎から歩いて1分の自動販売機で水を買う以外、
部屋から出ないことにしました。
米も食パンも人参も玉ねぎも、卵も牛乳もまだあります。
1月2日まで部屋に籠ります。
今日ネットで、
千葉や福島の台風被害に遭われた方々の今の様子を見ました。
「寒くて寝られやしない。苦しいよ。」
下の写真の千葉県館山市の男性は畳を剥がした上にブルーシートを敷き、
電気ヒーターだけで暖を取る夜の過酷な寒さを訴えています。
天井には穴が開いています。
「もう、疲れ果てた。死んでもいい」という思いも。
今日は最高気温6℃。新年はさらに冷え込むと予想されています。
館山市布良地区の様子。
↓館山市の学校給食(教師用)のこのメニューは来年夏まで続くとのこと。
給食センターの被害も復旧していないためだそうです。
自民党の二階自民党幹事長がこの台風被害を
「まずまずだった」と言ったことを私は忘れていません。
先日の栃木県の被災地視察では、
「国も一生懸命やるから住民も協力してくれないと復旧が進まない」とも。
一体住民が協力しないと言うことなどあり得るでしょうか。
非常にエラそうな物言いだと感じます。
二階幹事長の政治資金収支報告の金額が8億3270万円で、
何に使ったか記されていないという11月の記事が頭に浮かび、
憎しみが湧きます。
困ったときには助けない。税金だけは吸い上げる。
これが今の自民党政権です。
さて、我らがアベ首相はどんな年の暮れを過ごしているのでしょうかね。
新年明けましておめでとうございます。
今年、平民(というか私たち)にも平等に光を注いでくれる政治への転換が為されますように。
いくらボランティアたちが全力で頑張っても、
政治がまとまったことをしないと、にっちもさっちもいかないのが今の災害復旧ですね。
事実をきちんと見さえすれば、アベ自民党信者も心を改めるかもしれません。今年も元気出して、友だちや周りの人たちに話をしていこうと気を引き締めています。
今年もよろしくお願いいたします。