キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

大阪の企業家群像

2012-10-24 08:58:51 | Weblog

産経新聞の 『産経ウェーブ』 の欄に

大阪大学連携講座 『大阪の企業家群像』 の記事が載っていました。

3回の講座で

10月20日(土) 10:00~12:00

10月24日(水) 18:00~20:00

11月17日(土) 10:00~12:00

の日程で行われます。

 

 

 

 

(大阪企業家ミュージアムは、個性的なビルの中にあります。)

 

 

 

 

私は、ネットで申し込みました。

申し込みが早かったからでしょうか?

3回ともOKとなりました。

 

 

 

 

 

 

(産業創造館の案内表示)

 

 

 

 

 

 

11月17日(土)は、満席で現在キャンセル待ちで受け付け

させていただいております。ということをHPで知りました。

主催:大阪商工会議所大阪企業家ミュージアム

協力:大阪大学大学院経済学研究科 となっています。

 

 

 

 

 

 

(大阪企業家ミュージアムの入り口)

 

 

 

 

その第1回目に参加しました。

会場は、堺筋本町の産業創造館のB1にある

『企業家ミュージアム』 です。

 

 

 

堺筋本町で降りるのは、2回目かな?

歩いて3分とありましたが、尋ねながら行きましたので

10分はかかりましたねぇ~。

 

 

 第1回のテーマは 「吉本せいと『笑い』の事業化」 です。

 

講師は大阪大学大学院経済学研究科の教授・廣田誠先生です。

 

内容は

吉本興業の創業に多大なる貢献をなし、また、わが国における

女性企業家の先駆けでもあった『吉本せい』について、彼女が活躍

した時代のわが国ならびに大阪の社会と経済、そして演芸界の状況を

明らかにした上で、彼女がいかに創意と工夫を以てわが国で初めて「笑い」を

事業化し、また、それが戦後の吉本興業へどのようにして継承されていったか。

 

というものでした。

 

 

営業不振の寄席小屋を借金して買い取り、他の小屋より安い木戸賃で

客を入れ、煎餅やおかきなど喉の乾くものを売って、飲み物がよく売れる

ように持っていく商魂の逞しさ。

 

 

 

 

 

(かわいいマスコットキャラクター)

 

 

 

それまではラムネをたらいなどに入れた氷水で冷やしていたが、氷の上で

直接冷やして売ると、売上が上がるなど・・・。

 

さもありなん!! と思わせる内容も多々ありました。

 

 

一軒から始めた寄席小屋でしたが、その商才により、ミナミ界隈の

寄席小屋をすべて、買い取るなど・・・。

 

 

 

 

 

(大阪の企業家の紹介もあります。)

 

 

 

実弟の小林正之助たちも呼び寄せ、事業の拡大を図りました。

熱望していた一流の落語家たちにも出演してもらえる寄席小屋

にした時期には落語自体が廃れていた・・・など。

 

 

 

人生の重さを感じさせる、内容もたくさんありました。

そして、難しくなく大変面白い講座でした。

 

 

 

 

帰ってネットで色々調べてみると、

せいは、一人息子の結婚に当初反対し、相手の女性のお腹の中に

子どもや宿っていた時に、その息子(穎右)は24歳の若さで他界、

その相手の女性が何と、一世を風靡した 『笠置シズ子』 さんでした。

 

 

 

 

 

(吉本せいさん)

 

 

 

 

そして、吉本せいを色々な女優さんが演じておられます。

三益愛子さん、淡島千景さん・森みつ子さん・眞野あずささん

南野陽子さんなど、ナド・・・。

 

 

 息子(穎右)の他に何人か、子どもはいたのですが

多くは早世しています。

 

 

 

 

 

(この日は、早川徳次(シャープの創業者)さんの特集もありました。)

 

 

 

 

 

日本初の女性企業家は、幸せだったのかな?

と帰り道、ふと思ってしまいました。

 

 

コメント
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