7月16日(土)は、中央公会堂の横にある
東洋陶磁美術館 にも寄ってみました。
(この陶磁美術館は大阪市立です。)
以前から建物だけを見ていて
入って鑑賞したいなぁ~。と思っていたのですが、
その機会に恵まれず。
今日は、『宮川香山・没後100年 特別展』 という垂れ幕に引かれて
入ってみることに・・・。
NHKのEテレで香山の特集を以前に見たことがあります。
(没後 100年 特別展 とありました。)
香山は天保13年(1842年)、京都の真葛ヶ原に陶工・真葛宮川長造の
四男として生まれました。
日本が幕末、明治維新と激動期を迎える少し前に、ヨーロッパでは
19世紀後半から万国博覧会が開催され、
多くの国々が威信をかけて産業品を出品し、
華やかな万博全盛期を迎えます。
(パンフレットの表面、今回の代表作の2点が)
日本も1867年のパリ万博から浮世絵などを出品し、
それらはジャポニスムとしてヨーロッパの芸術活動に影響を与えます。
また、当時の日本の窯業界では、西洋の焼成法などが紹介され、
新たな時代が始まりました。
(Wikiから)
(パンフレットの裏面)
(牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指・
小さな作品ですが、猫の歯や毛並みなどもびっくりするほどの精緻さが。)
(褐釉高浮彫蟹花瓶・
力強い作品です。蟹が今にも動き出しそう・・・。)
浮き彫りには、その彫りの深さにより、素材を少し掘り込んだだけのほぼ平らな
ローレリーフ(浅浮き彫り)と、彫刻と同じくらいの立体感がある
ハイレリーフ(高浮き彫り)に分かれます。
製法はノミなどで素材を削ることにより像を浮き上がらせます。
香山の高浮き彫りには、ユーモラスなものから、迫力漂うものまで、
さまざまな作風の作品が存在します。
(中国を思わせる風情が。)
(鳥の動きに技術の高さが。)
(壺の四つの窓でカエルが遊んでいて。楽しい作品です。)
(これらの4点は撮影可の作品でした。)
宮川香山の作品は数多くの受賞を果たし、“マクズ・ウエア”として絶賛を博しました。
しかし香山はその成功にとどまることなく、釉薬や中国古陶磁の研究に邁進し、
一層の成功を収めました。
陶芸一筋に生きた職人技を見る思いで鑑賞しました。
また、是非訪れたいなぁ~。と思いながら
美術館を後にしました。
この日は、幼稚園でマジックを披露したり、東儀秀樹さんの講演を聞いたり
宮川香山の特別展を鑑賞したり と有意義な一日となりましたぁ~。
東洋陶磁美術館 にも寄ってみました。
(この陶磁美術館は大阪市立です。)
以前から建物だけを見ていて
入って鑑賞したいなぁ~。と思っていたのですが、
その機会に恵まれず。
今日は、『宮川香山・没後100年 特別展』 という垂れ幕に引かれて
入ってみることに・・・。
NHKのEテレで香山の特集を以前に見たことがあります。
(没後 100年 特別展 とありました。)
香山は天保13年(1842年)、京都の真葛ヶ原に陶工・真葛宮川長造の
四男として生まれました。
日本が幕末、明治維新と激動期を迎える少し前に、ヨーロッパでは
19世紀後半から万国博覧会が開催され、
多くの国々が威信をかけて産業品を出品し、
華やかな万博全盛期を迎えます。
(パンフレットの表面、今回の代表作の2点が)
日本も1867年のパリ万博から浮世絵などを出品し、
それらはジャポニスムとしてヨーロッパの芸術活動に影響を与えます。
また、当時の日本の窯業界では、西洋の焼成法などが紹介され、
新たな時代が始まりました。
(Wikiから)
(パンフレットの裏面)
(牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指・
小さな作品ですが、猫の歯や毛並みなどもびっくりするほどの精緻さが。)
(褐釉高浮彫蟹花瓶・
力強い作品です。蟹が今にも動き出しそう・・・。)
浮き彫りには、その彫りの深さにより、素材を少し掘り込んだだけのほぼ平らな
ローレリーフ(浅浮き彫り)と、彫刻と同じくらいの立体感がある
ハイレリーフ(高浮き彫り)に分かれます。
製法はノミなどで素材を削ることにより像を浮き上がらせます。
香山の高浮き彫りには、ユーモラスなものから、迫力漂うものまで、
さまざまな作風の作品が存在します。
(中国を思わせる風情が。)
(鳥の動きに技術の高さが。)
(壺の四つの窓でカエルが遊んでいて。楽しい作品です。)
(これらの4点は撮影可の作品でした。)
宮川香山の作品は数多くの受賞を果たし、“マクズ・ウエア”として絶賛を博しました。
しかし香山はその成功にとどまることなく、釉薬や中国古陶磁の研究に邁進し、
一層の成功を収めました。
陶芸一筋に生きた職人技を見る思いで鑑賞しました。
また、是非訪れたいなぁ~。と思いながら
美術館を後にしました。
この日は、幼稚園でマジックを披露したり、東儀秀樹さんの講演を聞いたり
宮川香山の特別展を鑑賞したり と有意義な一日となりましたぁ~。