私たちがバンコクに入った4月8日はタイの休日でした。
といっても、本当の祝日は4月6日(チャクリー王朝記念日)で、今年はそれが土曜日に当たることから、翌週の月曜日が振替休日になったものです。祝日が土曜日だと振替休日が与えられるというのは、日本よりも進んでいる(?)のかもしれません。
「お酒が飲めないってことはないよね?」
同行のタイ人に聞いてみました。
タイでは仏教関係の祝日とか、選挙の日とかは、「禁酒」になり、お店はもちろん、スーパーでもお酒の販売が禁止されることがあるのです。
「今日は大丈夫です」
ホテルに着いたのは夕方の5時過ぎ。この日、仕事はありませんが、時間があるので、タイの書店に行くことにしました。
ホテルから地下鉄とBTS(高架鉄道)を乗り継いでサヤームへ。タイの名門チュラロンコーン大学の書店が大きいとのことです。
同行のタイ人は日本在住15年以上で、たまにしか帰国しないので、バンコクの地理が不案内。通りがかりの人に道を聞きながらたどりつきました。
大きいとは言っても、日本のジュンク堂のような規模ではなく、広めのワンフロア。大学生相手らしく、硬い本の品揃えが多いようです。
外国語学習コーナーに行くと、英語の棚がもっとも多いのは当然として、その次が中国語。日本語は3番目に大きいスペースを与えられていました。
日本語の学習書としては、『みんなの日本語』とか、『まるごとにほんご』のような、日本で刊行されている教科書のタイ語翻訳版が多く、タイ人が執筆した日本語の教科書はほとんどない。
タイ人のほうは、タイ語の本を探していて、店員に聞くと、店員はパソコンで検索してくれました。ところが、在庫があると表示されているのに、店員は見つけることができない。このあたり、検索システムがうまく機能していない。
合わせて7~8冊の本を買いました。
「いま、袋を切らしてるんですけど」
結局、かばんを持ってきた私がもつはめに(タイ人の同行者は手ぶらでした)。
サヤームは繁華街なので、夕食はここで、と思いましたが、日本食とかハンバーガーショップとかが多くて、なかなか決まらない。かばんは重い…。
「もうホテルに帰って、ホテルの近くで食べよう」
ホテルにかばんを置いて、近くの中華料理に入りました。
同行のタイ人も喫煙者。彼によると、タイではレストランが完全禁煙になったそうです。
「まあ、世界的な流れだから仕方ないね」
店には数組の先客がいましたが、どのテーブルからも中国語が聞こえてくる。
注文を取りに来たのも中国人。連れがタイ語で注文しても通じない。「少々お待ちください」(たぶん)と言って、タイ語の通じる店員に代わりました。
チンタオビールは高いのでタイのチャーン(象)を注文。
「あの店員、たぶんオーナーの娘でしょう。華僑の店だと思います」
「あっちのテーブル、タバコ吸ってるよ」
「ほんとだ」
早速店員に灰皿を所望すると、まったく普通に持ってきてくれました。
「ここ、もはや中国の一部ですね。タイの法律は無視」
「治外法権か」
ありがたいことです。
食事を終えてもう一杯と思いましたが、3年前にあったホテルの隣のバーはつぶれていました。移動の疲れもあったので、この日はそのままホテルで休みました。
といっても、本当の祝日は4月6日(チャクリー王朝記念日)で、今年はそれが土曜日に当たることから、翌週の月曜日が振替休日になったものです。祝日が土曜日だと振替休日が与えられるというのは、日本よりも進んでいる(?)のかもしれません。
「お酒が飲めないってことはないよね?」
同行のタイ人に聞いてみました。
タイでは仏教関係の祝日とか、選挙の日とかは、「禁酒」になり、お店はもちろん、スーパーでもお酒の販売が禁止されることがあるのです。
「今日は大丈夫です」
ホテルに着いたのは夕方の5時過ぎ。この日、仕事はありませんが、時間があるので、タイの書店に行くことにしました。
ホテルから地下鉄とBTS(高架鉄道)を乗り継いでサヤームへ。タイの名門チュラロンコーン大学の書店が大きいとのことです。
同行のタイ人は日本在住15年以上で、たまにしか帰国しないので、バンコクの地理が不案内。通りがかりの人に道を聞きながらたどりつきました。
大きいとは言っても、日本のジュンク堂のような規模ではなく、広めのワンフロア。大学生相手らしく、硬い本の品揃えが多いようです。
外国語学習コーナーに行くと、英語の棚がもっとも多いのは当然として、その次が中国語。日本語は3番目に大きいスペースを与えられていました。
日本語の学習書としては、『みんなの日本語』とか、『まるごとにほんご』のような、日本で刊行されている教科書のタイ語翻訳版が多く、タイ人が執筆した日本語の教科書はほとんどない。
タイ人のほうは、タイ語の本を探していて、店員に聞くと、店員はパソコンで検索してくれました。ところが、在庫があると表示されているのに、店員は見つけることができない。このあたり、検索システムがうまく機能していない。
合わせて7~8冊の本を買いました。
「いま、袋を切らしてるんですけど」
結局、かばんを持ってきた私がもつはめに(タイ人の同行者は手ぶらでした)。
サヤームは繁華街なので、夕食はここで、と思いましたが、日本食とかハンバーガーショップとかが多くて、なかなか決まらない。かばんは重い…。
「もうホテルに帰って、ホテルの近くで食べよう」
ホテルにかばんを置いて、近くの中華料理に入りました。
同行のタイ人も喫煙者。彼によると、タイではレストランが完全禁煙になったそうです。
「まあ、世界的な流れだから仕方ないね」
店には数組の先客がいましたが、どのテーブルからも中国語が聞こえてくる。
注文を取りに来たのも中国人。連れがタイ語で注文しても通じない。「少々お待ちください」(たぶん)と言って、タイ語の通じる店員に代わりました。
チンタオビールは高いのでタイのチャーン(象)を注文。
「あの店員、たぶんオーナーの娘でしょう。華僑の店だと思います」
「あっちのテーブル、タバコ吸ってるよ」
「ほんとだ」
早速店員に灰皿を所望すると、まったく普通に持ってきてくれました。
「ここ、もはや中国の一部ですね。タイの法律は無視」
「治外法権か」
ありがたいことです。
食事を終えてもう一杯と思いましたが、3年前にあったホテルの隣のバーはつぶれていました。移動の疲れもあったので、この日はそのままホテルで休みました。
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