写真:ポシンタン(補身湯=犬鍋)の店が軒を連ねる路地(ニューシス)
韓国で、長年論議されてきた犬肉食用禁止問題について、大きな動きがありました。
1月9日、韓国国会で「犬食用禁止特別法」案が可決されました。
犬を食用目的で飼育すること、調理した犬肉を販売することなどを禁じたもので、今後、犬を食肉処理すれば、3年以下の懲役または罰金を科されるとのこと。
ただし、罰則は3年間の猶予期間を経たあと適用されるそうです。
この法案は、犬の食用に対する否定的な世論を背に、与野党ともに推進してきたもの。
前の文在寅大統領もそうでしたが、現在の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は夫婦ともに愛犬家で知られ、とくに夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏が法制化に積極的でした。
国会でも、出席した210人の議員のうち、賛成が208と、圧倒的な賛成多数で可決されました。
韓国で犬食禁止法可決…動物保護団体「長く待った」 養犬業者「茫然自失」
長く続いた伝統的食文化なのに、なくなってしまうのは、少し残念な気がします。
犬鍋の終焉
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