パッセンジャーパイロットを作ってみる

2009-04-23 21:23:22 | PRR 1st. Freighters
EF-15 (EMD F3 ph4) / STEWRAT-KATO 1

ペンシルバニア鉄道のFユニットは全ていわゆるパッセンジャーパイロットを装備していた。
STEWART/KATOやATHEARN ブルーボックスの模型で遊ぼうとすると、必ず乗り越えなければならない壁になる。

パッセンジャーパイロットの模型部品はCAL-SCALE(190-442)とDETAIL ASSOSIATES(229-2214) が発売されているが、ディティールアソシエイツはおそらくPRRとは全く異なるタイプを模型化したと思われ論外。

カルスケールはパイロットとカプラーシュラウドがセットになっていて、PRRが最初に購入した1947年落成の6輌が装備していたパイロットを模型化したのだと思う。
ただし、このデザインのパイロットは1955年頃には、カプラーシュラウドを撤去してパイロット先端のデザインが変わるために、私のタイムフレームでは使えない。
しかもATHEARNのF7に合わせて製品化されていたため、KATOに取り付けると縦に長過ぎて良くない。

↓資料画像 模型は全部STEWART/KATO
左:フレートパイロットのF3 ph4 中:パイロットをCAL-SCALEに交換したF3 ph2 右:自作パイロットに交換したF7


*パイロットの下部が長いとカプラーを実物のように引っ込める事が出来ない。
*連結相手のKadee トリップアームがパイロットに当たってしまうのだ。
*トリップアームがギリギリでパイロットの下に潜ると、線路の上下でこじれて脱線の元になる。

で、以前改造したEF-15a(F7 ph1 Late)や改造中で止まったEF-15(F3 ph2)ではモールドのパイロットを切り取り新しい部品に交換したのだが、今回はシェルのパイロット取り付け部をちょっと削り、プラスチックの上に真鍮板を貼り付ける事にした。

まずはセクションペーパーに罫書き、両面テープで真鍮板に張りつけ <Top画像

↓切り抜いて曲げた


↓シェルのパイロット付け根を彫刻刀で削り、先端はヤスリを掛けて短縮した


↓両面テープで仮に付けてみた まあ、こんな物かな・・・


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