P2K GP-9のリパワリング

2006-09-21 17:31:11 | PRR 1st. Freighters
アクスルギアの問題が解決したので、運用復帰を目指してフライホイルを復元する工作をしました。
フレーム上部に全体にわたって載るウエイトは、本来のモーターとフライホイルを避けた形に出来ているため、いろいろな部分で支障が出ています。以前モーターを交換した際にも支障部分を削り取る工作をしましたが、今回はフライホイルが当たっている部分をグラインダーで削り取りました。ところが材質が柔らかいためにグラインダーの砥石が直ぐに目詰まりしてしまい作業効率が非常に悪かったです。

台車はアサーン同様に片側の通電板(ファイア マンサイド、ロングフードフォワードで左側)がボルスターに繋がり、主台枠にアースされています。反対側の通電板からはこれもアサーン同様接触板が上部に延びています。この上へ伸びる通電板は引っ剥がしてしまい、t0.8真鍮板から作った特性ラグ板をネジ留めし、上へと伸びるコードを取り付けておきます。
クラシック アサーンをお持ちの方はご存知と思いますが、ギアボクス外側には車軸メタルを受けるための鉄板があり、側方から見ると非常に目立ちます。P2Kでは銀色メッキされた綺麗な鉄板が付いていますが、光っているこれを隠すためにその上に黒いプラ板を被せて、サイドフレームの取り付け足で挟んであります。私はサイドフレームを付けたり外したりするたびに位置を合わせるのが面倒なので、これを撤去して通電板を黒く塗るのを標準としています。

台車ウォーム軸とモーター軸の間は、フライホイルが短い分オリジナルよりも間隔が開いてしまいました。そこでほんの少し長いアサーン U28-B用に交換しました。

モーター上ウエイトの上部には元々PCボードが付いていましたが、定電圧点灯回路のためにスタート電圧が高かったので、他のアサーンに合わせるために新たにPCボードを引っ掻いて作り、LEDによる点灯回路を構成しています。

使用部品:
A-Line #20021 Brass Flywheels 3/4Dia. 3/8"Long Fits 2.0mm Shaft
ATHEARN 90105 Coupling Femail w/keyway (GP-9)
ATHEARN 90099 Spline 5/8 Long coupling (U28-B)
ATHEARN 60024 Loco Axle gear (SD40-2)
CANON CN-22 Moter
サカツウ アサーン交換用モーターホルダー

↓は奥がP2K純正動力、手前がBrass_Solder的リパワリングシャシー


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