スタックの変化

2020-05-29 17:11:47 | ES-10 NW2 / KATO
ペンシルヴァニア鉄道が2輌目に買ったビルダー既製品のディーゼル機関車はEMD NW2 で1941年10月に落成 ビルダーナンバー1426 
当初は3909と附番されたが、翌1942年に5912に改番された 
新製時には非常に短い排気管がフード上に2本並んでいた 
KATOは製品に長短二種類のスタックを同梱していたが、短い方はPRR3909とは異なるデザインだったのでこの模型は長い間箱に入ったままだった 
それが2-3日前にSW1をやってて思い付いた 旋盤で挽いて被せれば良いんじゃね? 
写真をじっくり検討したところ直径5ミリ強で高さはKATO部品に合わせて3.3ミリ 
(実物の寸法が判らないが、おそらく直径18インチで1/87で5.25辺りでないかと思う)
KATO部品の外径が3.5ミリ付近なので5ミリ真鍮棒に3.5ミリで貫通穴を作り被せたら丁度良かった 

イサミヤ黒プライマで塗装して取り付け 


手前味噌ながら 格好いい! 

さて、同機は改番後いつ頃に改造されたのか後年の写真(一番古くて1959年)ではテーパー型のスタックで延長されていた 
これも改番前用と同様なのを抉って長い方のKATOスタックに被せようとしたら内径が4.5ミリでもすっぽり入らないし段差が少なすぎる 
やむを得ず外径7/32インチ真鍮パイプを3.3ミリに切って被せた 
スタック延長後の土台の太さが異なるというのも如何なものかと思うが、もしかすると土台ごと交換されたのかもしれないし、この方が落ち着きが良く見える 
(本を見漁っても延長した事実以外に何も判らないのだ) 
トップ画像の写真ではパイプとテーパースタックの間に隙間があるが、そこはいろいろ考えてスーパーエックスで埋めてしまった 
なにしろ3909-5912の上から撮った写真を見たことが無いのだからしょうがない
スタック本体とパイプもスーパーエックスで接着した 

スタック延長後の姿 


これで短いスタックとその延長後については目途が立ったが、改番前の下回りを塗装しなければならない 
これを分解するのがなかなか大変なのだ 

昨日ロールアウトしたつもりだったES-6 5944 は部品を入れておいた皿にカプラカットレバーが残っているのを発見 
すっかり忘れていたので早速付けようとしたら幅が広過ぎたので曲げ直して接着 
スーパーエックスが固着後にイサミヤ黒プライマを筆塗りした 


めでたしメデタシ

数日前から違和感があった腰が痛くなってしまい参った
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