5月6日(日) 25年ぶりの踏み切り 東北本線 五百川~本宮間

2007-05-11 18:43:03 | 汽車見物
↑五百川~本宮間の2段になった東北本線

25年前(1982年)に友人たちと郡山付近へ撮影に行きました。
大人になってから汽車撮りを再開して、初めて遠くまで出かけた撮影行でした。
友人の車で夜中に出発し国道49号線で郡山へ。 夜明け前の郡山駅を見てから磐越西線沼上信号所を訪れ、最後に行ったのがこの下り線が踏み切り、上り線が立体交差になった場所でした。
当時は線路東側は造成地で、まだ家が建っておらず見通しが良かったです。
東北新幹線開業前でしたので特急が次から次とやってきて、退屈しないで2-3時間居たように思います。

その時は自分で運転して行ったのではなかったので、五百川~本宮間というだけで何処なのか判らなくなっていました。 それが今年になってナビの地図を見ているうちに、やっと見つけることが出来たのです。

25年ぶりに訪れた踏み切りは覚えていたよりも道幅が狭く、周りにもずいぶん家が増えていました。
例によって踏み切りの名称を見てくるのを忘れましたが、リレー箱の表記によると「安達第2荒井踏切」のようです。

↓ちょうど来た1130M 上り郡山行き 2007年5月6日撮影


↓ED75-89牽引の上り普通列車 1982年撮影


ED75シリーズのフィルムをスキャンしていたら、線路が2段になっていたのが気になり、他の写真も合わせて良く見ているうちに理由が判ってきました。

この場所の下り線を見ると五百川駅方面(上り方)から緩い勾配を登り、この踏切が頂点になって本宮駅方面(下り方)へ急な勾配を降りてゆきます。 対して上り線は一方的に緩い登り勾配になっています。
つまり単線時代からの元々の東北本線は現在の下り線で、本宮を発車した上り列車は急勾配で苦労したのでしょう。 それを複線電化の際に、丘を切り取って緩い登り勾配の上り線を作って改善したのだと思います。

そんな事を考えていたら、なんとしてももう一度ここへ行って確認してみたくなったというわけです。

↓五百川駅方面へ去ってゆく1130M


↓下り線を来るED75-78牽引の貨物列車 1982年撮影


場所がわかったので久しぶりに行ってみたい気持ちになりましたが、わざわざここだけを目的地に行くほどでもないし・・・ そう思っていたらプリウスのオフ会があったので寄って行く事が出来ました。
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