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ロケ




秋も深まり...と始めたいところだが、朝晩はすっかり冬。

冬のコートを着て、カシミアのストールなどをしてもまだ寒い。
空はすっきり青く晴れ、冷たい空気は頬に心地よく、ああ、さわやかで清い典型的な西ヨーロッパの冬の朝。


今朝、運河沿いを歩いていたら、映画かテレビドラマのロケをしていた。
ブルージュは15世紀から17世紀の街並がそのまま残っているので、時代劇には格好の舞台なのである。

橋の向こうには大きな幕がかけられていたり、強いライトが光っていたり。
石畳にはワラが敷かれ、いたるところに樽がころがっている演出。
交通標識に麻袋のようなものをかぶせてまわっている人もいた。

が、朝の8時半ごろとは、出勤や通学の人たちで道は比較的にぎやかなのである。
どこの国でもきっとそうであろう。

ブルージュは一方通行が多いため、一ケ所止められるととんでもない迂回を強いられることがあり...これってすごい迷惑じゃないか。

ブルージュの人はわたしに言わせるとこういうところ寛容、いや、我慢強い。
お上の言うことには黙って従い、長いものには巻かれまくり。

歴史的な背景、気候的な影響あってのことなのか...


どんな映像作品ができるのだろうか。
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