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クリスマス魂




毎年この季節、アメリカの百貨店 Neiman Marcus から、The Christmas Book が届く。

習慣もなにもかもすべてを「売れるもの」にすりかえてしまうアメリカ資本主義のパワーには絶句である。

毎年エスカレートしていくこのクリスマス向け商品カタログ、去年はペアのロボットやセスナなど数千万、億単位のものがあったが、さて今年は...

じゃーん。

二人乗りのアンダーウォーター・ナビゲーター(潜水艦のようなもの)
170万ドル(約2億円)。

AAirpassメンバーシップ(ご存じ? 一生飛行機乗り放題のカードよ)
300万ドル(約3億2千万円)。

ピンクサファイヤとダイヤモンドのネックレス等三点セット
250万ドル(約3億円)。

ツェッペリン(飛行船)
1000万ドル(約12億円)。

おい。


その他、マセラッティ・クアトロポルテ12万5千ドル(約1400万円)やヴァレンティノのオートクチュール・パッケージ3万2千(約400万円)などがずいぶんお手ごろに見えたりして...

わたしがいいなと思ったカスタム・メイドの西洋甲冑(なんでこんなものを欲しがるのだ)なんてたったの200万円。安っす~!

と、幻惑効果抜群。

いくらゴージャスで信用があるとは言え、百貨店のカタログでツェッペリンを見て外商に電話をする(させる)人なんかいるのかね。

シャロン・オズボーンとか(笑)?



来年は何を載せてくれるのか、ニーマン・マーカス。

国とか、NASAのロケット付き惑星とか? 戦争指揮権とか?
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