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おとなの楽しみ




アイスクリーム...


シンタ様の魔法のマシンで毎日何回も作っている。


「食べたいから」と言う直接的な欲望もあるが、もっと大きな動機は「究極の配合を発見する」という好奇心だ。

今日のヴァニラアイスは脂肪分の非常に高いクリームを使ったのだが、娘には「チーズみたいな味」と不評だった。リッチな成分を使え使うほどいい、という単純なものでもないようである。



さて、日本ではスポンサーがついているのをいいことに高価な赤ワイン(だけ)をバカスカ開けていたが、そのような品のない若気の至り的経験は、現在、安くて美味いワインを探すのに役立っている。
しかしたまには「あのころ」のような上等のワインを飲むこともある...
昨夜はある稀なボルドーを楽しんだ。


で、おまけ、と言うか最後のおとなのお楽しみ。

澱を、作りたてのヴァニラアイスにかけて食べるのだ。


これは日本に住んでいた頃、北新地のある老舗フレンチが経営するワイン・バアで出会った味。一枚板のカウンターと一人のソムリエと、修道院のような清廉なインテリアのすばらしき店。

おとなで良かった、極上のワインを飲めてよかった、あなたと飲めてよかった、

そんな至高の(飲み助の)幸せが味わえるレシピである。


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