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Brugge Style
ヒルズにて
東京では六本木ヒルズ内のグランド・ハイアットに10日間投宿した。
ここはバス・ルームが素敵。まあ、そんなことはともかく。
おしゃれが売りの複合型商業コンプレックスの真ん中で24時間過ごせるわけであるから、東京を不案内な者にとっては、あちこち店を探して歩かなくていいぶん便利、と期待していたのだ。
事実、レストランなどふんだんにあるので、友人との待ち合わせや、急いでお昼を済ませたいときなどは重宝した。
...そのうち、ぴっかぴかの建物群の狭間で、果たして利便性というのは人間にとってさほど大切なものなのか?ということについて考え始めると、
きれいで画一化されたところでいつでも何でも買える、というのはなるほど便利である。でもわたし自身は、いろいろな様式の建物が混ざり合って建ちつつも妙なバランスが取れていたり、石畳がぼこぼこになっている坂道とか、世界に一つしかなさそうな珍妙な店とか、そういうものの方が好きなのかもしれないなあ。
日本の自転車操業状態の経済を続行するためには、巨大商業施設を造り続けて行くほかない(止まったらぱたっと倒れる)?
文化的焼畑農業(by村上春樹)を続けている自覚はあるのか?
もっと深く、広く、長いスパンでモノを見なければならないのでは?
日本人はもっと精神的に伊達になったほうがいいんじゃないの?
安倍さん、美しい日本って何ですか?
などと横浜在住の親友と寿司をつまみながら憂国。
いつものパターン(笑)。
その割には。
批判好きながら、日本でしか美容室やエステには行きたくないとか、新製品サプリを見て歩くのが楽しいとか、ワタクシのこういうところを無責任、と言うのでありましょう(反省)。
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