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猫...2




義理母はエンプティ・ネスト症候群(ポスト・モダンでは何でも分類されるのである)を恐れ、その対策として「わたしはおしゃれと子どもが大好き。だから子ども服の店を持ちたい!」と、20年程前に子ども服の店を始めた。

そしてリタイアは予定より2年間先送り(<こちらも症候群対策)、今年8月1日付けで正式に年金生活者となった。


もともと義理父が「妻に夢を見せてやっている」お店で、(義理母の「ビジネスをしていますの」幻想を最後まで潰さなかった義理父は偉い)特に最後の3、4年間など、14時から17時半までの営業、午前中はジムやお稽古に行ったりしていたから...まあ、なんですな、「岡田美里的ビジネス」をしていたという感じか。



「きっとヒマを持て余して苦しむに違いないわ。猫が飼いたい!」
彼女はリタイアメントを記念に、ブルー・クロスでもらい受けた猫を飼い始めた。生後3ヶ月の「みしゅ」。


みしゅ、かわいい。ふにゃふにゃ。ふわふわ。
ウチの犬はしっぽをちぎれんばかりに振って、小さい彼女のことを構いたがるけれど、いつも逃げられては悲しげに鼻を鳴らす。



動物って何か変化が起る時にやって来ることが多いのかな?節目とか、流れを変えてみる時、とか。
あるいは動物が来るから生活が変化するのか?
彼らがいなくなる時もそうなのか?
彼らもそう考えているのか?(我が輩...の猫のように?)

ふと思った。



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