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Brugge Style
コッツウォルズ最大の街、サイレンセスターで
ウェールズにほど近い丘陵地帯に広がる蜂蜜色のコッツウォルズの村々は、古いイングランドの景観と雰囲気を残している...
と観光客を手招きする。
丘陵はこの時期も青々とし、羊が草をはんでいるのが遠くからも見られる。
冬は特に灰色の雨の日が多いにしても。
娘がどうしてもわたしを連れていきたいお店があると、サイレンセスターというコッツウォルズ最大の街(村?)にも立ち寄った。
街そのものも可愛らしく、ユニークなお店も多いらしい...
クリーム・ティーを食べ、ジュエリー店や画廊を見てから、街の中心にあるお目当てのアンティーク・ブロカント店へ。
こちらがおもしろいのは、迷路のような店内が、ごく小さなガラスケース、棚、セクション、一角...とそれぞれ個人商店になっていること。
おそらく、個人商店は場所を借りるためにいくらか、ものが売れるたびにいくらか、を支払うのであろう。
つまりネットでいう、アマゾンや楽天のようなプラットフォームを提供する電子商店街の実際版、といったところである。あ、それって普通に百貨店のこと(笑)?!
わたしの目にはどうしようもないガラクタから、垂涎のローマ時代のコインや、アンモナイトの化石、版画、無数にあるウェッジウッドやスポードの食器、銀のさじやフォークとナイフ...
何かを買うためにというより、見学料を支払っても見て回りたい。
商品の数が多いため、店内を回遊して頭を冷やすことができ、衝動的な買い物が避けられるのもいい。
もしこれが別のセッティングだったなら、わたしはバーレイの古い皿や、銀の盆を買ってしまっていたことだろう...
17時、閉店時間。
結局何も買わなかったが、娘が言った通り、ものすごく楽しかった!
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