goo

青い夜が好き




今後、イングランドで10日間の隔離生活につき、夢のように終わったマヨルカ島休暇の話を続ける。


なんと、ホテルのバアのピアニスト氏が、2015年に娘の16歳のサプライズ・誕生パーティーをしたヴァルデモッサ(ショパンがジョルジュ・サンドと一緒に住った村)で聴きに行ったリサイタルの時の方だった!

ベルギーでは16歳の誕生日が一つのマイルストーン、特別のお祝いなのだ。
あれももう6年前...

娘は今年22歳!




スパニッシュ・ギタリストと日替わりで。

スパニッシュ・ギターの音色ほど青い夜にふさわしいものはない。
人間共通の記憶にある音といえばいいのか。

ショパンのノクターンも。夜想曲だけあって。
甲乙つけがたい。




スパニッシュ・ギター、フラメンコ・ギター。

「フラメンコ」一説には、「フラマンの」(現ベルギー北部のフラマン語を話す人たち)に由来していると言われ、その理屈がほんとうに興味深い。
個人的にはアラビア語起源ではないかと思うが。


その起源は完全に忘れ去られてしまい青い闇の中、人間の共通の記憶の中に影だけがかすかに残っている、というものの由来が大好きだ。
音楽もそのひとつ。
人間はいかにして人間になったか...
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« cap enderroca... 6月の嵐を呼ぶ花 »