日本・ベルギー・英国 喫茶モエ営業中
Brugge Style
西瓜に塩 ギリシャ式
スイカに塩...
わたしは大好物のスイカはそのままで食べる派だが、暑い夏、塩分と一緒に食べるのが理にかなっているのは分かる。
ギリシャではスイカにはフェタチーズだそうだ。
上の写真はホテルの昼食後、外を歩いて(暑い)自分のヴィラに帰るの嫌だなあと思いつつダラダラしていたら、ウェイター氏が「スイカは好き?」と言って出してくれたもの...
食塩水の中で熟成されるため、フェタはしょっぱい。
ギリシャの夏はこのところ毎年厳しく、乾燥した暑さで水分補給が間に合わないほど。うっかり水ばかり飲んでいると、塩分不足になる。そこでフェタである。
フェタチーズはフレッシュチーズで、低温殺菌されていない羊乳と、レンネットという酵素から作るそうだ。
なんと紀元前8世紀ごろの吟遊詩人が吟じていた、そして紀元前6世紀にホメロスがまとめ上げた叙事詩『オデュッセイア』や『イーリアス』にも描かれているチーズなのである。
フェタはトマトやピーマンなどと一緒にオリーブオイルをかけて食べるいわゆるギリシャ風サラダ(すぐ上の写真)の主役であり、あるいはオリーブオイルにオレガノをかけただけのおつまみでもおいしい...ギリシャのマスカット風味の強い白ワインが合う合う!
フェタを揚げたサガナキも好き。
とまあ、こんな話よりも、予想通り労働党が大勝した英国総選挙や、明日の東京都知事選の話がしたいところ。
東京のみなさまには、明日の投票お願いします! 遠くからめちゃくちゃ注目しています。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 青い星の入江... | オデュッセウ... » |