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Brugge Style
オリンピアの地に聖火燃ゆる
@オリンピア考古学博物館
ギリシャ、ペロポネソス半島西部にあるオリンピアは、オリンピック発祥の地。
オリンピックは、ここオリンピアで紀元前8世紀ごろから4年に1回行われたスポーツの祭典だった。
@オリンピア考古学博物館
このすぐ下の写真は、ゼウスの妻、ヘラの神殿。
聖火は現代オリンピックにおいても、このヘラ神殿の手前の石組みでとられて(現在では凹面鏡を用いて太陽から採火)、開催地へとバトンされていく。
乾燥していて暑いため、昼間に動き回るのは無理。
観光は午前中は12時まで。夕方は18時以降再開。涼しくなるのは20時ごろから
今年はオリンピック・イヤーだ。
パリ、夏のオリンピックは今月7月26日から開催...
ヘラの神殿で採火された聖火は今頃どのあたりを走っているのでしょう?
去年、わたしのところにもオリンピックゲームのチケットが購入できる権利が回って来たのだったが、人混みがなによりも苦手なので...
欧州住まいの友人の中にはセーヌ川沿いの開会式に出かける人も。
反対にパリ住まいの友人たちは、押し寄せる人の波を逃れて田舎や海外に逃れるとか。
めちゃくちゃかっこいいなあ
@オリンピア考古学博物館
人混みが苦手で行きたくない、という理由のほかには、クーベルタンが20世紀になって再発見? 再発明? した現代オリンピックは祝祭資本主義の餌食になり果てたからだ。
スポーツウォッシング(Sportswashing)は、国や大企業、そしてオリンピック組織そのものがスポーツとイベントを激烈な金儲けや販促のネタにする行為である。
スポンサーシップ、利権、再開発などで大金儲けをする一握りの人間(「ぼったくり男爵」とはよく言ったもの)がいる一方で、選手や税金は搾取され、開催地の環境問題や人権問題などは隠蔽される。
ああ、いやだ。
最初は行ったり来たりだけの競技だけだったが、すぐに種目が増えたそう。
目玉は重装歩兵の徒競走。
のちには戦闘用馬車を駆っての競争には人々は熱狂したそう(<塩野七生『ギリシャ人の物語』熟読した)
せめて基本に戻り、オリンピック開催中は戦争を中止すればいいのに...
元々古代ギリシャではポリス間の戦争が絶えなかったが、神々に捧げるオリンピック競技会の間だけは戦争が停止されたのだから。
正面からの麗しい写真を載せたいのだが、身体のパーツが写っているため、gooに弾かれるのでは、と...
後ろ姿もほれぼれするほど艶かしい黄金比@オリンピア考古学博物館
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