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combe de la sigalière




フランスは東西南北に大きく、ヨーロッパ大陸の絶妙な位置にあり、多様な地形と自然に恵まれている。

植生の違いや、家の形の違いを見ているだけでもとてもおもしろい。

北はベルギーやドイツ、南はスペインやイタリアと接していて、文化習慣的な違いも興味深い。

さらにこの国を車で走っているとつくづく農業国だなあと感じる。
共通しているのは、北から南まで葡萄畑の多いこと多いこと。感動的なほどだ。


葡萄畑が丘の斜面に広がり、ラベンダーの刈り取られた跡地ではその香りがかすかに風に乗り、河川はゆったりと流れ、石を積んだ愛らしい村が点在しているかと思えば突如としてこんな渓谷が。

声が出た。

まるで空を走る龍のようだった。

ラベンダー 栽培で有名な山奥のソー(Sault)からゴルド(Gordes)方面へ走っていた時に思いがけず出会った風景。


この近くにはJavonという、小説に出てくるような城があり、この時は閉鎖されていたが、次に機会があったらぜひ内部を訪れてみたい。
不死の一族が住んでいてもおかしくない雰囲気...!!

車を止めて写真を一枚撮っておけばよかったと後悔。


後悔、といえば、南仏で多くのアンティーク店を訪れ、もしわたしが何か店をするならば(<いつもこの調子)店名は絶対に「後悔」にしようと思っているのだった。

いい名前じゃない?? Les Regrets。
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