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Brugge Style
オリーヴは50歳

昨夜からの集中豪雨は午前中まで続き
昼すぎてやっと晴れてきた
夫が一目惚れしたオリーヴの樹
園芸店の店員さんは
「これは50歳から60歳くらい」と言っていた
鉢植えで育てたいので
いい鉢を探しているのだが
大きくなればなるほどプラスティック製が多く
ハーフ・バレル(樽を半分に切ったもの)だと今のとサイズがほとんど同じ
なかなか巡り合いがない
そこでアンティークの猫足のバスタブを鉢にしてはどうかと
ebayやアンティーク屋を物色中
いっそベルギーで探した方が早いに違いないのだが
パスポートがない(ビザ申請中につき)ので
この島から出られない...
わたしたちが死んでも
この樹はその先何十年も生き続けるのだろうと思うと
愛おしい
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しゃくやくのはなくたし

集中豪雨と強風になった週末
芍薬が花びらを散らし始めたので
蕾をできるだけ残し
花びらが落ちそうな満開の花だけ切って家に入れた
切っているうちに花びらがぼろぼろ落ち
それもものすごく美しいので処分するのが忍びない
これで服を作れたらどんなにすてきだろうかと
妖精の女王のような妄想をした
ロイヤルバレエで「真夏の夜の夢」に取材した
The Dreamを見たばかりだったし
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椿姫

だからではないが、昼間にリハーサルを見、夜は本番を見るという、贅沢な日になった。
フレデリック・アシュトンもの3本立て
The Dream
Symphonic Variations
Marguerite and Armand
それ以外は...
集中豪雨にあった。
ティールームではとなりの席の親子が喧嘩しているのを一部始終聞かされた。
観客席で人がもめていたるのを目撃(日本では最近、横暴な老人が増えているのではないかとニュースになっていたが、英国にも一部そういう層はいるらしい)。
自分の娘の口のきき方に腹を立てたりもした。
そんなびっくりするようなつまらないことが気に障る日だったのだが(笑)、まあそういう日もありますよね!
そういう日だからこそ、バレエの美しさはもちろん、ピアノソロ(ロバート・クラークの奏でるリストのソナタ。わたしの中では「椿姫」と固く結びついているので、これ以上に美しい標題音楽があるだろうかと思う)の美しさとか、百貨店の店員さんの陽気さとか、隣のマダムに声をかけてもらったとかが心に染みわたる。
ああ、そんなことはどうでもいい。
「椿姫」はノイマイヤー版ではなく、フレデリック・アシュトン版なので、正確には「椿姫」ではなくMarguerite and Armand。
話の筋自体は「贅沢を極めた高級娼婦が本当の愛を知り、しかし若い彼の将来のため自ら身を引き、彼を想いながら若くして死ぬ」で、陳腐であるにもかかわらず、わたしの「つまらない日」を洗い流してくれるような、美しくも短いマルグリットの人生そのもののような25分間の作品。
昼間はアレッサンドロ・フェリ/Alessandra Ferri(残念ながらちょっと重く雑な感じがした)とフェデリコ・ボネッリ/Federico Bonelli(彼はこういう若く悩める青年役がすばらしい)、夜はゼナイダ・ヤノウスキー/Zenaida Yanowskyと、イタリアのスター、ロベルト・ボッレ/Roberto Bolle。
シンプルで優雅で、登場人物全員がどこまでも美しく、この「誰もが知っていて、誰もが経験したことがあるように思え、懐かしささえ感じるが、実際はつくりごと」みたいな、これこそが「芸術」なのではないかとちょっと思ったりした。
(写真はTristram Kenton)
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soleil toujours

毎年、夏に使ってよかったものを
秋になって振り返って書き留めておいたりするのだが
今年はシーズン前に「いいから使ってみて頂戴!」と言いたいものがある
いつも太陽というネーミングも可愛いサンスクリーン
細やかなミスト状で色がつかず
(スプレータイプの日焼け止めの中には
これをスプレーにしてどんな意味がある?
というくらいドバッと噴射され
結局手で伸ばさなければならないものがある)
手も汚れず
何より香りが’素晴らしい
そしてオーガニック!
左のは顔用で化粧の上からもスプレーして使え
ものすごく重宝
日本にはいい日焼け止めはいくらでもあると思うが
欧州マダム風チョイスで...
ちなみにわたしは断然日焼け派だが、
やはりシミやシワはできるだけ避けたいのです
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