日本・ベルギー・英国 喫茶モエ営業中
Brugge Style
calendar
2017年6月 | ||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
![]() |
||||||||
1 | 2 | 3 | ||||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | ||
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | ||
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | ||
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | |||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
|
goo blog
archives
categories
moet's nonsense(1571) |
役に立たない旅の記憶(563) |
バレエ(229) |
ブルージュとベルギー(469) |
ブルージュとベルギー 街のアドレス(45) |
英国(307) |
ロンドンと英国 街のアドレス(74) |
お菓子作りは実験(79) |
美しきもの(143) |
おすすめのもの(47) |
人びとのかたち(75) |
amuse(10) |
***(17) |
セカイ通信ロンドン(5) |
recent entries
フーガの技法は宇宙の技法 |
貴婦人と一角獣 |
不思議なパリのモエ |
ルーヴル美術館 特別展 チマブーエ再発見 |
エッフェル塔はパリのシンボルに |
ボヴァリー夫人の夢と現実 ルーアン |
アルゲリッチの「時間」 オックスフォードとロンドン |
ショパンと花と...美は時間の中に |
「無意識の世界を可視化する」 |
もうひとつの愛 onegin |
bookmarks
Brugge Style
Brugge Style メイン・ページへ |
自己紹介 |
tumblr B.S. |
profile
brugge_style![]() |
moetと申します。
ベルギーを離れ、 英国在住中。 夜景評論家/ 床の間主義者。 メール頂けますと嬉しいです。 krugkrug2004(at) yahoo(dot)co(dot)jp |
search
goo links
![]() |
URLをメールで送信する |
(for PC & MOBILE) |
![]() |
![]() |
japans boompje

モミジの類は「日本の木」として認識されている印象がある。
英国でも植木市などに行くと「日本の」と修辞されている植物がかなりある。
もちろん「日本の」と明記するとより売れるからきっちり書いてあるのだ。
ベルギーはブルージュの彼らは、モミジを始め、日本オリジンの樹を、親しみを込めてフラマン語で"japans boompje"と呼ぶ。
直訳すると「日本の木ちゃん」で、boomが「木」、pjeはtjeの変形、小さいものや愛すべきものを指す接尾語だ。例えばミッフィーは蘭語ではネインチェ/nijntje。ネインはコネイン(うさぎ)から来ている。
このモミジは、われわれが6年前ブルージュから英国へ引っ越したとき義理の実家に置いてきたもののひとつだ。
海峡を越えて島国へ唯一持っていけないものが「植木」だったので、鉢植えは義理の両親の家と夫と娘のゴッド・ファーザーの家に引き取ってもらったのだった。
環境が変わったからか、義理の実家のキッチン横テラスではずっとぐずぐずしていたらしいモミジが、今年はふっきれたのかぐんぐん成長して目をみはるほど美しく、横幅は身長170センチの義理の母が両腕を伸ばしたくらいあるそう。
この木を眺めていたブルージュの日々が遠く懐かしい。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )