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murray perahia in recital




娘の試験明けの週末、遊びすぎで疲れてしまい、発疹がでた(笑)。

一番楽しみにしていたのはマレイ・ペライヤのリサイタルで、演目は


J S Bach French Suite No 6 in E major, BWV 817

Schubert 4 Impromptus Op 142, D 935

Mozart Rondo in A minor, K 511

Beethoven Sonata No 32 in C minor, Op 111


選曲にもバランスが取れていて、とにかく毎度のことながらす・ば・ら・し・かったあー。

彼の魅力は、万人に対してものすごくオープンでウェルカムであるのにもかかわらず、決して大衆的でない(その反対だ)点。
それから楽譜に率直に忠実であり、しかも「ペライヤでこそ」という生身が重なるところだと思う。

技術面に走り過ぎると機械的になり、感情面に走り過ぎるとクサくなるとはよく言われるが、彼はそのバランスの取り方がすばらしい。


どの演奏もこの上なく良かったが(モーツアルトのロンドをあんなに美しいと思ったのは初めてだ。ロンドは生で聴くものなのだ!)、シューベルト(わたしはシューベルトがあまり好きではない)さえも美しく、最後のベートーベンでは「これが永遠に終わらなければいいのに!」と願ったほどだった。何ですか、いったいこれは。これは音楽なのか、何か体験したことのない他のものなのか?!


もう一回聴きたいなあ!!
アンコールはなかった...舞台を去る彼の後をついて行きたかったです、ほんとに。



(写真は開演前のバービカン・ホール中庭。日が長くなり、公演後の9時半もまだ外は明るかった。わたしはこの中庭が好き)
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真珠のネックレス180センチたすき掛け




「真珠のネックレス180センチたすき掛け」

忍法みたい...


180センチを愛用中

この長さは断然たすき掛けで、落ちてこないように先をちょっと玉結び

ロンドンではお店の店員さんから行きずりの人にまでかなり質問攻めにされるつけ方


今夜は外でカクテルがあり、しかし寒くなるみたいなので、エミリア・ウィックステッド(Emilia Wickstead)の
ガーゼのような薄手ウールのドレスを着ようかなと出してみた

全く夏っぽくはなく、秋の風情
靴はカーキのスエードにするか、山吹色のパテントにするか...

タンクトップの人と、ダウンコートの人が混在するロンドン

日が落ちても肩と胸全開のサマードレスが着られる夏に早くなってほしい!
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strawberry moonの夜








今年は庭のいちごも大収穫


英国でもストロベリー・ムーンは拝めるのだろうか。

今、21時前だが、空はまだ青く明るい。


Hard Brexit Thrown in Doubt as U.K. Voters Reject May’s Strategy
昨日の投票で、メイ首相の「ハードなEUからの離脱」路線よりも
労働党の「ソフトな離脱」が支持を増やしていることが白日のもとにさらされた。
メイ首相は散散に非難されているが、
それにしても英国に都合のいい(コービン氏の言う)「ソフトな離脱」って現実的なのか?
わたしには全くの絵空事に思えるけど。
即結果を求め、今さえよければ自分さえよければいいと考える人が多いんだなあ...
ああ、それがポピュリズムか。

自分の半径5メートルくらいしか見えていないわたしには、
去年のEU離脱後決定後変わったことといえば
ポンドが激しく下落したことと、
(あ、食料品の値段も20%くらい上がりましたな)
ビザの申請にやたらと時間がかかること
テロが増えたことくらい
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japans boompje




ブルージュの義理の父からモミジの写真が送られてきた。


モミジの類は「日本の木」として認識されている印象がある。

英国でも植木市などに行くと「日本の」と修辞されている植物がかなりある。
もちろん「日本の」と明記するとより売れるからきっちり書いてあるのだ。


ベルギーはブルージュの彼らは、モミジを始め、日本オリジンの樹を、親しみを込めてフラマン語で"japans boompje"と呼ぶ。

直訳すると「日本の木ちゃん」で、boomが「木」、pjeはtjeの変形、小さいものや愛すべきものを指す接尾語だ。例えばミッフィーは蘭語ではネインチェ/nijntje。ネインはコネイン(うさぎ)から来ている。


このモミジは、われわれが6年前ブルージュから英国へ引っ越したとき義理の実家に置いてきたもののひとつだ。

海峡を越えて島国へ唯一持っていけないものが「植木」だったので、鉢植えは義理の両親の家と夫と娘のゴッド・ファーザーの家に引き取ってもらったのだった。


環境が変わったからか、義理の実家のキッチン横テラスではずっとぐずぐずしていたらしいモミジが、今年はふっきれたのかぐんぐん成長して目をみはるほど美しく、横幅は身長170センチの義理の母が両腕を伸ばしたくらいあるそう。


この木を眺めていたブルージュの日々が遠く懐かしい。
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ゆく川の流れは絶えずして








「ゆく川の流れは絶えずして...」
BY”カモ”ノチョウメイ!!

としょうもないことを言っても

日本人の旦那さんだったらきっとつっこんでくれるだろうになあ

と寂しく思いながら

鴨のカップルを差し、かわりに

子供が巣立ったあと、関係の形が変わることも自然に受け入れる理想的な夫婦

と言っておいた


消化不良な感じが残った
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