ハイデガーのために、すべての学習がストップしている状況である。
というか、まだ、他の科目の結果が戻ってきてないために、手を出せないという背景もあるのだが・・・(武蔵野大学大学院は、先行するレポートが合格しないと、次のレポートの提出がシステム上できないようになっているのだ)
外堀は概ね埋めた。ハイデガーについて書かれた書籍を多数読んだ。今、この段階で最終レポートを書いてもいいと思っている。しかし・・・やはり、ハイデッガーの書いた「存在と時間」を読まずに、レポートを書くのは、許されない気持ちになっている。
岩波文庫(上)(中)(下)で、トータル1000ページを超える大作である。しかも、ある文献には「初心者が読むのは困難」と書かれていた。
とはいえ、ページが多いとか、読むのが難解だからとか、時間がないからといって、逃げるのは、やはりイヤだ。だから、1ページ、1ページ、飛ばさずに読むのが、私のプライドをかけた学習スタイルである。
悪戦苦闘しながらも、P.223で、よく解説書に書かれている文章に遭遇した。
「人間は生まれたトタンに、死んでもおかしくないほど年をとっているのさ」
そう・・・生まれた瞬間から、人は死ぬ運命にあるのだ。だからこそ、人は限られた時間を、有限性に縛られた人生を、必死に生きていくのだ。
そして、この1000ページ超を読まねばならぬ状況に遭遇したのも、また運命。ハイデガーに出会えたことを感謝し、ただ、ひたすら学習するのみである。
というか、まだ、他の科目の結果が戻ってきてないために、手を出せないという背景もあるのだが・・・(武蔵野大学大学院は、先行するレポートが合格しないと、次のレポートの提出がシステム上できないようになっているのだ)
外堀は概ね埋めた。ハイデガーについて書かれた書籍を多数読んだ。今、この段階で最終レポートを書いてもいいと思っている。しかし・・・やはり、ハイデッガーの書いた「存在と時間」を読まずに、レポートを書くのは、許されない気持ちになっている。
岩波文庫(上)(中)(下)で、トータル1000ページを超える大作である。しかも、ある文献には「初心者が読むのは困難」と書かれていた。
とはいえ、ページが多いとか、読むのが難解だからとか、時間がないからといって、逃げるのは、やはりイヤだ。だから、1ページ、1ページ、飛ばさずに読むのが、私のプライドをかけた学習スタイルである。
悪戦苦闘しながらも、P.223で、よく解説書に書かれている文章に遭遇した。
「人間は生まれたトタンに、死んでもおかしくないほど年をとっているのさ」
そう・・・生まれた瞬間から、人は死ぬ運命にあるのだ。だからこそ、人は限られた時間を、有限性に縛られた人生を、必死に生きていくのだ。
そして、この1000ページ超を読まねばならぬ状況に遭遇したのも、また運命。ハイデガーに出会えたことを感謝し、ただ、ひたすら学習するのみである。