SCに出席した際、先生からレポートの書き方について指導があった。
何故、この時期にレポートの書き方を・・・と思われるが、部屋の整理をしていたところ、メモ書きが見つかったので書いておこうと思ったのだ。
先生は「レポートとは、テキストに書かれていることが理解できているかを確認するためのものだ」とおっしゃられた。
そして、「自分の説」と「他人の説」を書き分けることが重要とも言っておられた。
まず引用により、テーマについて「こういうこと」ですと解説する。そして、自説は「こうです」と説明する。その自説を述べるにあたっては根拠を示す必要がある。できれば「××氏の説」といった自説を支援するような裏付けがあれば尚よいとのこと。
「私はこう考える」と最初に出して、「何故なら」で続け「根拠」を示す。そのような書き方でレポートを出して欲しいということです。
SCに参加していれば、最初の授業でレポートの説明があります。きっと、SCに出ずに、しかも、大学を卒業して何十年っていう学生はレポートがかけないんだろうな・・・と思っています。
先生も、「最初は全くダメなレポートでも、不合格にして何度も根気よく指導すると、単位が取れるころには、ちゃんとしたレポートが書けるようになっている」とおっしゃっておられました。
確かに、私も、わずか2400字のレポートに「はじめに」と「まとめ」なんていらないだろう・・・と思っていたら、5科目中3科目の先生から指導されてしまいました。多少、内容が削られたとしても、武蔵野大学大学院では、レポートのスタイルが重視されることがわかっていただけると思います。
特定課題研究演習という修士論文に相当する科目でも、「ちゃんとした論文形式のものが書けること」が重視されます。
今まで、我流でやってきて、それが許される世界でしか学習してこなかったので、武蔵野大学大学院は非常にありがたい大学院といえるでしょう。
そういうえば、参考文献の挙げ方も朱書きが入っていました。学術的な世界はなかなかシキタリが厳しい分、一度、理解できれば悩まずにすむので、ルールに従っていきたいと思います。