生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

振り返り・・・

2010年12月19日 21時41分53秒 | 大学評価・学位授与機構
意気消沈の状況とはいえ、せっかく、10回という節目の試験を受験したのだから、今までの試験について、振り返っておくこととしたい。

というか、拙ブログが「参考になりました!」という声もあり、また本日お目にかかったかたも、情報が少ない中、拙ブログが役に立ったという有難いご意見を賜ったので、ちょっと、これから受験される方に、まとめた内容を開示したいと考えたわけである。

以前書いた記事を叩き直したものであり、一部、記憶違いや書き違いもあるかもしれないが、過去の試験内容の大まかな流れを感じとっていただければ幸いである。

○【文学/心理学分野】(2006年6月受験)「産業カウンセラーの現状と今後の課題」
問1:管理職がカウンセリング、メンタルヘルスケアを行う上で必要なスタンスについて述べよ。
問2:産業カウンセラーがカウンセリングを行う上で守るべきルールについて述べよ。

○【経営学】(2006年12月受験)「ビジネス・キャリア制度の現状と今後の課題」
問1:OJTについて、企業、働く人それぞれのメリットとデメリットについて述べよ。
問2:ビジネスキャリア制度の必要性と普及しなかった理由を述べよ。

○【教育学】(2007年6月受験)「生涯学習に果たす大学通信教育の役割と今後の課題」
問1:大学通信教育は成功することもあれば、失敗することもあるが、成功するためのポイントを述べよ。
問2:大学通信教育を進めていく上での課題と改善点を述べよ。

○【商学】(2007年12月受験)「新しい信用状統一規則と今後の課題」
問1:信用状取引の仕組みについて、「売買契約」から「手形代金決済」までを図に表し、説明せよ。
問2:信用状の法的性質について、一般の保証状と比較して内容を述べよ。

○【社会科学】(2008年6月受験)「銀行員のための労働環境整備とコンプライアンス遵守の経営」
問1:「銀行にカウンセリング室を設置する」という内容に対して、どのような体制を構築し、どのような手当てを行っていくか。
問2:銀行における煩雑な業務とタイトな人員について、どのように課題を解消し、また、解消の実現可能性について自分の意見を述べよ。

○【社会学】(2008年12月受験)「生涯学習社会の現状と今後の課題」
問1:生涯学習の対象の一類型として「退職者」がいるが、退職者が生涯学習を実施する背景とその理由を論ぜよ。
問2:資格の社会的意義と学歴についてその類似点と相違点を論ぜよ。

○【学芸】(2009年6月)受験「技術大国日本における「トヨタ生産方式」についての考察」
問1:トヨタ生産方式の特質をフォード方式とを比較して簡潔に述べよ。
問2:トヨタ生産方式は一般企業においても適用可能な普遍的な方式だと考えられる。そのことについて、業種を超えて適用できるか。自動車産業以外の業種を取り上げ考察を加えよ。

○【教養】(2009年12月受験)「日本の中の韓国・朝鮮文化」
問1:あなたは学修成果で渡来人のことについて、日本全国の事例を簡単に上げているが、特に興味を持った事例について日本の社会や文化に与えた影響を考察しなさい。
問2:今日の日本の韓国文化について、過去の韓国文化と比較してどのような違いがあるか答えなさい。また、そのようになった背景についても答えなさい。

○【経済学】(2010年6月受験)「外為決済システムの現状と今後の課題」
問1:「内国為替決済システム」と「外為決済システム」の基本的相違点を述べよ。
問2:あなたが提唱する「グローバル決済ネット」のメリットとそれを構築するための困難について自分の見解を述べよ。

△【栄養学】(2010年12月受験)「摂食障害とカウンセリング-栄養バランスの重要性とカウンセリングの果たす役割について-」
問1:カウンセリング及び栄養カウンセリングとは何か、説明しなさい。また、栄養カウンセリングを行う上での基本的な態度について考察しなさい。
問2:行動療法と行動療法の代表的技法について説明しなさい。

※○は合格、△は結果待ち


【学芸】の問1と、【栄養学】の問1・問2は自分の書いたレポートとは離れた問題となっていました。しかし、それ以外の科目については、概ね、レポートに書いた内容が試験に反映しています。

また、試験の問題数は、私はすべて2問ですが、3問であったり、いくつかの用語の説明を求められるケースもあるようです。

こんなに学士を集めて・・・というご批判は、常々、多数の方から頂いておりますが、私は、生涯学習の一貫として、機構の学位の取得を目指しております。機構が発刊している「新しい学士をめざして」という本にも、学位取得を生涯学習と位置づける記述があり、それを実践しているわけです。

無論、学位がたくさんあればいいというものではありませんが、興味のある分野について調べて、単位を取得して、レポートを書くというスキームを半年毎に取り組んでいくことは、生涯学習を継続していく上で、習慣となりつつあります。

理由は様々でも、思いは1つ。目指す学位が取得できることを、心よりお祈りしております。(2222字)
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友人と・・・

2010年12月19日 21時08分19秒 | 大学評価・学位授与機構
大学評価・学位授与機構の試験は、本来なら、目標とする学位を取得すれば再度受験することはないはずの試験である。

実際、私は栄養学で受験したわけだが、私の半分ほどの年齢の若い方々が、同じ栄養学で受験していた。きっと、短大や専門学校を卒業して、その後、学士も取得しようと思っている方々ではないかしら?本当に、頑張ってるな~と関心しています。

そう、看護学や栄養学、工学他の学位を取得すれば、2度目はないはずなのに、私には、機構仲間ともいえる友人や知人が多数存在している。

マルチ・ディグリー

複数の学位を持つ者の称号。私の周りには、そんな奇妙奇天烈なもののふが集まってくる。類は友を呼ぶってことなのか?

本日、お目にかかった方は4名。1人目は、試験会場に試験開始の11時ギリギリに来た方。その滑り込みの美しさに、思わず、拍手を送ってしまった!

私のように資格取得の魔道に、一度入り込んだ人間は、試験を渡り歩く中で、ギリギリ入場の技を身につけていくこととなる。私も、以前は、試験開始後××分の遅刻を認めるという条項を活用して、資格試験のトリプルヘッターを実行することもあった。それほど、時間は貴重であり、試験開始までの説明や待機時間はムダともいえる。それを圧縮するのは、ギリギリ滑り込みの術であり、それができるのはプロである。

彼とは、前回の試験で名刺交換をしていたので、今回再会できたことを喜んだ。そして、次回も受験するそうだから、また、再会できることを楽しみに別れた。そういえば、彼も大学院を修了しているし、機構の学位を複数保有している強者である。

また、松本さんとも再会した。そして、このブログにメッセージを送ってくださった方とも合流した。松本さんも大学院を修了されているし、機構の学位を複数も保有されている。はじめてお目にかかった方も、学士と修士を取得済にもかかわらず、今回、新たに機構の学位を目指されている。

何故、この方々は大学院まで修了しているのに、学士を目指すのだろう。そんな方々のインタビューを集めて、博士論文にまとめるのが、私の1つのプランでもある。その前に、博士課程に入学しないといけないのだが・・・

本当に、変わった人々がいるものだ。何なのだろう、この人々は!全く理解に苦しむ。


といいながら、私も5年前、機構の学士(文学)を得た時の喜びを思い出してしまう。学位記が送られてきて、その重みを感じた瞬間、何かが報われたという気持ちがした。本当に、嬉しかった。

そもそも、この試験を受験されている方々は、別に大学院でなくても、短大、高専、専門学校等、卒業され、学歴を保有されているのだ。その上、学士を目指されるわけだから、頭が下がる。あえて、自分から試練を求めて、闘っているのだから。

でも、普通は学士を取れば挑戦は終了するはず。にもかかわらず、終了ではなく、継続している友がいることを、私は嬉しく思っている。
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学士(栄養学)を目指して!(その5)

2010年12月19日 19時28分03秒 | 大学評価・学位授与機構
さて・・・記念すべき10回目の試験、悲劇が起こりました。。。

初めて、「書けない屈辱」というものを味わったのです。今回、栄養学での受験だったのですが、出題された問題は以下の2問です。

1.カウンセリング及び栄養カウンセリングとは何か、説明しなさい。また、栄養カウンセリングを行う上での基本的な態度について考察しなさい。

2.行動療法と行動療法の代表的技法について説明しなさい。

一瞬、頭に血流が逆流するのがはっきりとわかりました。そして、気持ち悪い汗が汗腺という汗腺から噴き出してきていることを認知しました。

できることなら、私のレポートをこの場でお見せしたいです。カウンセリングについて言及したのはP.12~13で、その他のほとんどが摂食障害について書いてきたのですから。にもかかわらず、試験問題は「カウンセリング・オンリー」という状況・・・


まず「カウンセリング」と「栄養カウンセリング」の違いがはっきりわかりません。そもそも、「新しい学士への途(=学位授与申請案内)」の専攻区分「栄養学」のページにおいても、「栄養カウンセリング」なる言葉は存在しておらず、家に帰ってからWikipediaで調べても、ヒットしない状況です。また、家にある栄養学の本を読んでもでてこない・・・一体、「栄養カウンセリング」ってなんなのだ!もし、栄養指導なら「栄養指導」とうい言葉が「新しい学士への途」で使われている用語なので、それに準拠すべきじゃないのだろうか。「栄養指導とは違い」かつ「カウンセリングとも違う」ものの正体がわからない・・・

調べていくと、ほとんど「サプリメント販売」や「健康食販売」にぶち当たるのだが、ALL ABOUTの仕事に、以下の説明をしているページがあったので引用させていただく。


>■カウンセリングって何をするの?
>何か問題を抱えている人に向けて、問題の解決のため援助や手助け、サポートをする目的で行う相談や
>面談のことをいいます。実際の面談では、会話による言葉だけでなく態度、表情、雰囲気をふくめたコ
>ミュニケーションとり、相談者が行動変容し解決に向かうようサポートすることです。カウンセリングは
>心理学領域で発達したもので、これから栄養士・管理栄養士が栄養教育を行う際には、心理学の基礎を
>ふまえたカウンセリング理論と技法を取り入れていくことが有用だとされています。

>■栄養カウンセリングでは何をする?
>「栄養カウンセリング」は食生活上の改善を必要としている人に対して、カウンセリング技法を用いて、
>その人が問題解決していけるように栄養士・管理栄養士がサポートすることです。このとき相談する方・
>対象者を「クライアント(クライエント)」といい、援助する栄養士・管理栄養士は「カウンセラー」
>となります。ほかの心理療法と違う点は教育的な役割が大きく、常に栄養士・管理栄養士の立場からクラ
>イアントが自分の食生活を理解し、食生活上の改善課題に気づいて自ら行動変容していけるように援助し
>ます。

これを、「栄養カウンセリング」とうい言葉をはじめて知った者に書けといわれても・・・ね。。。

あと、基本的な態度という質問は、カウンセラーにおける態度と同じでいいのかな?いや、違うのかな???


そして、大問題の2問目!行動療法って突然言われても、急には思い出せない。なんせ、今回の試験は心理学じゃないのだから。摂食障害のことについて、質問してよ!!って思いながらも、「行動療法、行動療法・・・って100回ぐらい唱えていました(笑)

いや、笑っている場合じゃなくて、本当に、冷や汗が気持ち悪く、背中を流れていたのです。


で結果としては、問1、問2ともに書き綴りましたが、かなり的を外しています。

問1については、カウンセリングは一般的に「医師」「臨床心理士」等が行うもの、栄養カウンセリングは食事の面を中心に「栄養士」「管理栄養士」が行うもので、栄養学的な知識やスキルが必要と書きました。また、態度については、「傾聴」や「無条件肯定的配慮」「受容」等カウンセリングマインド等を書きました。

問2については、オペラント条件付けとうい言葉を用いて、行動を改める療法の実例をあげたのですが、どうなることやら・・・


今回のレポートは「摂食障害とカウンセリング-栄養バランスの重要性とカウンセリングの果たす役割について-」というものを、かなり突貫工事で作成したので、その天罰が当たったのかもしれません。私としては摂食障害の方に重きをおいたつもりが、カウンセリングということで、心理系の先生が出題されたのかもしれませんね。

こんなに完璧にレポート外のことを問われたのははじめてのことですが、まあ、終わったことは仕方がない。今日から、新たな気持ちで頑張ることといたしたい。
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学士(栄養学)を目指して!(その4)

2010年12月19日 19時27分25秒 | 大学評価・学位授与機構
機構に到着!
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学士(栄養学)を目指して!(その3)

2010年12月19日 19時25分43秒 | 大学評価・学位授与機構
放送大学ではオープンキャンパスをやっているようです。

思えば、放送大学で単位を取得したからこそ、受験する機会を与えられているんだよな・・・
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学士(栄養学)を目指して!(その2)

2010年12月19日 19時24分24秒 | 大学評価・学位授与機構
例年、道案内は「白色」だったような気がするのだが、今年は「黄色」ですね。
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学士(栄養学)を目指して!(その1)

2010年12月19日 19時21分28秒 | 大学評価・学位授与機構
本日は小平の「独立行政法人 大学評価・学位授与機構」において、小論文試験を受験してきました!
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行ってきま~す!

2010年12月19日 09時53分39秒 | 大学評価・学位授与機構
それでは試験に行ってきます!

受験される皆さん、一緒に頑張りましょうね!
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いよいよ試験当日!

2010年12月19日 00時22分13秒 | 大学評価・学位授与機構
さて、あと10時間少々で大学評価・学位授与機構の試験がスタートする!

まあ、いろいろと思うところもあるが、試験である以上、受験するほかに道はない。とはいえ、一発勝負の試験ではなく、既に提出したレポート等も勘案されるわけなので、足掻いてできることは限定的である。

そう、書類や単位の不備、あるいはレポートの内容不十分で、本人の知らぬ間に、既に不合格の人も存在するわけだ。小論文試験が白紙であれば、不合格が確実だと思うが、あるい程度書ければ落とされるはずはない試験だと信じている。

そう信じないと、いつまでたっても眠れないから(笑)。

試験である以上、「ここまでやったから絶対合格」というものはありえない。だから、「割り切り」と「諦め」が必要である。といっても、「諦め」は試験を諦めるのではなく、「あがくこと」を諦めることである。

逆説的な言い方かもしれないが「ここまでやっていないから絶対不合格」というものもありえない。試験を受けた以上、すべての人に合格の可能性が生まれるのだ。そして、完璧に全てを覚え尽くさなくとも、合格できる人は山のようにいる。というか、全てを覚えることができる人は、この世に存在しないのだ。だからこそ、「人事を尽くして天命を待つ」といったことわざが生まれる。

完璧に覚えたつもりでも、睡眠不足のために思い出せなくなる、あるいは風邪をこじらせて、答えが分かっていても理路整然とした文章が書けなくなってしまう。そんなことだって試験においてはありえるのだ。だからこそ試験なのだ。Aさんは合格率100%で、Bさんは0%という風に事前に判明しているなら、試験なんてやる必要はない。

「ある一定のタイミングで、自分の知識を、相手の要望のままに、一定レベルでアウトプットするスキルを有すること」が合格の条件であり、その水準の高低差が「難易度」と呼ばれる。

機構の試験の面白さは、その難易度が各人別になっており、「アタリ」・「ハズレ」があることだと思っている。司法試験であろうと、漢字検定であろうと、受験する問題は皆同じである。選択式の問題を有する試験もあるが、全員同じ条件で、選択の自由が与えられているケースがほとんどである。

しかし、機構の試験は自分の書いたレポートがベースとなっている記述式試験である。非常に稀有な試験であり、ある意味不公平な試験でもある。でも、過去のデータからすれば、12月の試験で不合格となる人は、一握り(約5%程度)であり、それなりの救済がなされていると思っている。

支離滅裂な内容となりつつあるので、言いたいことをまとめると「この試験は特殊な試験なので、やるべきことをやったら試験に備えて早く寝よう!」ということである!

最初っから、そう言えばよかった・・・まわりくどくて申し訳ございません。。。


最後に・・・試験においては、絶対諦めずに、書けるだけ書きましょう!すべての先生が減点方式の先生とは限りません。加点方式の先生もいるはずですから、自分の知識を文字にして、学修した成果を伝えましょう!
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夕闇に富士山!

2010年12月19日 00時19分03秒 | 富士の高嶺
日が沈むと、富士山も眠りにつきます。

ところで、富士山上空うの白い光の筋はなんだろう???
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