『「やめられない」心理学』という本を読んだ。
「習慣」となったらやめられないということだ。習慣を断ち切るための方策が書かれていた。例えば、「タバコを禁煙するのは難しいが、今と違うタバコを吸うようにすれば本数が減る」といった内容。自動販売機で、いつも買うタバコの隣のボタンを押せ!だそうな。
確かに、激辛カレーが大好きな私も、「甘口カレーを好きなだけ食え!」って言われても、そうそう食べられるものではない。激辛が習慣となっているのだ。
自分の習慣が破壊されることは、非常にストレスとなり、恐怖感を醸し出す。で、今、私が一番怖れるのが、「電車の中で本が読めないこと」である。
立ったまま、1時間ほどの通勤時間を、何もすることなく過ごすのは、かなりの恐怖である。心理学の実験でも、金をやるから、何もせず、ストレスゼロの環境にいてくれって言われたら、多くの人がすぐに根をあげたそうだ。
考えてみて欲しい。「棺おけ」のような箱に入って、「じっとしていろ」って言われたら、どれぐらい耐えれるか・・・私にとって「本なしの通勤時間」は、圧迫された空間の中で、何もすることがない=ストレスゼロの状況なのである。
同様に、仕事がないのも非常に辛い。昔、先輩と喧嘩して、「何もしなくていい!」と言われたことがある。わずか、1時間で根をあげてしまった。仕事がなく、ただ、机にぼんやり座っていることは、私には耐えられない。
世間では「ストレス=悪者」という論調で、ストレスさまを指弾しているが、心理学の実験でも証明されているように、ストレスがなくても、人間は生きていけない。その微妙な加減によって、うつ病にもなってしまうのだが、逆に、ひとつひとつのストレスをクリアしていくことで、人間として大きく成長していくのだ。
時間を密度高く使うのが習慣となってしまっているので、ついつい、何もしない時間というものが、「時間のムダ遣い」のように思えて不安になってしまう。貧乏性というか、心のゆとりも失ってしまっているようだ。
「習慣」となったらやめられないということだ。習慣を断ち切るための方策が書かれていた。例えば、「タバコを禁煙するのは難しいが、今と違うタバコを吸うようにすれば本数が減る」といった内容。自動販売機で、いつも買うタバコの隣のボタンを押せ!だそうな。
確かに、激辛カレーが大好きな私も、「甘口カレーを好きなだけ食え!」って言われても、そうそう食べられるものではない。激辛が習慣となっているのだ。
自分の習慣が破壊されることは、非常にストレスとなり、恐怖感を醸し出す。で、今、私が一番怖れるのが、「電車の中で本が読めないこと」である。
立ったまま、1時間ほどの通勤時間を、何もすることなく過ごすのは、かなりの恐怖である。心理学の実験でも、金をやるから、何もせず、ストレスゼロの環境にいてくれって言われたら、多くの人がすぐに根をあげたそうだ。
考えてみて欲しい。「棺おけ」のような箱に入って、「じっとしていろ」って言われたら、どれぐらい耐えれるか・・・私にとって「本なしの通勤時間」は、圧迫された空間の中で、何もすることがない=ストレスゼロの状況なのである。
同様に、仕事がないのも非常に辛い。昔、先輩と喧嘩して、「何もしなくていい!」と言われたことがある。わずか、1時間で根をあげてしまった。仕事がなく、ただ、机にぼんやり座っていることは、私には耐えられない。
世間では「ストレス=悪者」という論調で、ストレスさまを指弾しているが、心理学の実験でも証明されているように、ストレスがなくても、人間は生きていけない。その微妙な加減によって、うつ病にもなってしまうのだが、逆に、ひとつひとつのストレスをクリアしていくことで、人間として大きく成長していくのだ。
時間を密度高く使うのが習慣となってしまっているので、ついつい、何もしない時間というものが、「時間のムダ遣い」のように思えて不安になってしまう。貧乏性というか、心のゆとりも失ってしまっているようだ。