生涯学習の部屋

資格取得数241。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

第2区分と第3区分

2011年02月27日 22時07分28秒 | 大学評価・学位授与機構
「新しい学士への途」を読んでいて、Q&Aが1つ増えているのに気がついた。

増えたのはQ42で「3年制の専門学校を修了した後、大学の3年次に編入学し卒業しています。「基礎資格を有する者の区分」は第2区分あるいは第3区分のどちらに該当するのですか?」というものであった。

私も、自称、機構の学位取得数日本一(9学位)なので、機構のことについては、機構関係者を除けば日本で10指に入るくらい詳しいと思っている。

しかし・・・実は、区分の判定や、その区分に準じた単位取得数のところは、非常に苦手である。第3区分については10回申請しているので詳しいと思っているのだが。

さて、答えは原則第2区分というものである。当たり前といえば当たり前なのかもしれないが、申請書類や必要単位で違いが出てくるので注意が必要といえる。

その点が、Q&Aで明示されたのだろう。

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【驚愕】新たなる申請書類が追加!

2011年02月27日 21時27分39秒 | 大学評価・学位授与機構
平成23年度版の「新しい学士への途」と「学位授与申請書類」の書類が届いた。

で、驚愕の事実が判明!手数料は今までどおりなのだが、申請書類の11番に以下の書類が追加となった。

11.大学の学生として現に在籍していないことの証明書
  【大学の学生として大学に入学(編入学)した者のみ】

そして、その申請書類には(退学証明書、卒業証明書等)と書かれている。

一見、「な~んだ、大学在学中の者は申請できないから、その証明なんだよね」と思いたくなる条項であるが、これは、非常に難しい条項である。


例えば、今、私が大学に在籍していないという証明はどのようにして取得するのだろうか?

大学に在籍しているなら、在籍しているという「在学証明書」は、簡単に入手することができる。しかし、その反対は事実上、不可能な証明書となるのだ。

「いやいや、自分が現に入学/編入学した学校だけでいいんだよ」という人がいれば、この問いに答えて欲しい。例えば、1単位も取得せずに退学した通信制大学があったとして、その大学の退学証明書も毎回提出しなければならないのか?あるいは、機構で取得予定と無関係の単位を取得した大学の卒業証明書や、海外の大学卒業したとしても、同様に、毎回、卒業証明書を出さねばならぬのか・・・

もし、これに、「申請書類として提出した中に、大学入学/編入学のものがあれば、その大学を卒業あるいは退学した証明書をつけること」という条項ならまだ分かる。しかし、今回の新設条項では、あまりにも紛らわしい・・・

そんな提出書類を提出させるより、「学歴申告書」を作って、現在までの「正規に大学に入学した履歴」を書かせて宣誓させればよい。というか、以前も話したかもしれが、申請書類の提出期限は「4月7日」と「10月7日」である。そもそも、卒業証明書は4月1日(あるいは10月1日)以降でしか出さない大学もあるのだ。振込みだけして、書類が間に合わないケースだってある。にもかかわらず、卒業証明書を提出させるのは酷である。

学歴を申告させ、不正が見つかったら、後日、授与した学位を取り消せばよい。

本当は、大学在学者を除外しなければ、機構・申請者ともに事務的な負担が少なくなるし、すっきりするのだが、この点だけは譲っていただけないようだ。

とはいえ、私としては、大学学部在学中のライバル出現が押さえられるので、本来なら「アッパレ機構~♪」と称えなければならないのかもしれないのだが、多くの人の学びの腰が折られてしまったような気がしたので、ちょっと、取り上げてみた。
コメント (15)
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