「自動で植木に水をやる機械が欲しい。」というのを時々聞きます。
旅行などで水やりができず心配だというのは、よくあることなのでしょうね。
実験室にもミニ観葉植物が1つありますが、長期間実家へ帰省するときなどは、一緒に持ち帰っていました。
「水のタンクを用意して、栓の開け閉めをコントロールしようか・・・でもなぁ・・・。」(-"_-)ゞ
方法をいろいろ思案するものの、簡単で使い易いものにしようとすると、なかなか良いアイディアが浮かびません。自動水やり機の製作は、ずっと保留されていたテーマでした。
そんなとき、”うがい薬”が使い終わりました(・_・) (・。・)?
「コレ、電動ポンプにできないかな?」d(’-’)☆ピカッ(・0・)オオッ
というわけで、実験してみましたっ(`o´)/
アクリル板の上に、”うがい薬”のポンプ部分とギヤボックスを固定しました。
ギヤボックスを動かすと、リンクされたポンプのレバーが往復する仕組みです。
良かったら動いているところを見てやってください。
わかりますでしょうか?ポンプの動きに合わせ、ガラスの器から水が汲み上げられ、上のノズルから排出されています。
成功ですっ(・▽・)ノ
「なんだ~大したことないじゃん」(´o`)г・・・って思いました?(*-_-)
しかし、ポンプのレバーを押すというのは意外に力が必要なのです。これを模型用のギヤボックスでうまく動かせるかどうかは、やってみるしかありませんでした。
ご覧になった方の中には、「おおっ!こんなのでイケるのかっ」っと大きなヒントになった方もいらっしゃるのでは無いでしょうか(^_^)b
この装置を市販の繰り返し電源タイマーで動かし、ノズルから植木へビニールチューブで水を導けば、このまま自動水やり機になりそうです。
今回の製作では、ラッキーな偶然が重なりました。
”うがい薬”のポンプは、たまたま工作がし易い形と大きさでしたし、ほぼ同時に、リンク部分に使えるプラスチックの部品も見つかりました。
こんな時は、工作の女神が微笑んでくれたような気さえします。
長い間、この製作のことを考えていたからかもしれませんね~。
「幸運は、準備された者に訪れる。」 パスツール なんて(-▽-)ヘヘヘヘ
このポンプは簡単なものですが、水だけじゃなく、私の想いも汲んでくれたようです。
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この記事には後日談があります。かりおか、ここに記すφ(._.)カキカキ
「自動水やり機の製作」