これは、クレーンゲームでゲットしたモバイルバッテリーです(・_・) (・_・ )ウンウン
スイッチ付きで便利なので電子工作の電源に使ったりしています。
しかしながら、保護回路が内臓されているのか、スイッチを入れた時に一瞬でも大きな電流が流れると電源が切れてしまうのです。
そのため、当然のことながらモーターを動かすなんてことはできません。
少しずつ出力が大きくなるようにすればいいんだよねぇ(-。-)
そこで、こんな回路を試してみました。
電源が入るとコンデンサが充電されるとともに徐々に出力が大きくなるというわけです。
今回は既に基板も製作済です。
うまくいったので見てやってください。
負荷には260タイプのモーターが使われている4速ウォームギヤボックスHE(タミヤ)を接続しました。
電源をONすると、最初は(コンデンサが空っぽで)ギヤが動くまでに5秒ほどかかりましたが、2回目からは1~2秒で動く感じになり電源が切れてしまうことはありませんでした。
成功ですっ
・・・と感嘆するほどの回路でもないのですが、今回の目的はどれくらいのパラメータの回路になるのかということと動きを検証しておくことでした。
突入電流を抑制する方法はいろいろあるようですが、まぁこんなものでもひとまず使えることがわかりました。
このモバイルバッテリーの利用範囲が広がりそうです。
<よもやま話>
最初はダーリントンを使わない回路を試したところ、それでも同じような動作にはできたのですが、容量もサイズも大きなコンデンサ(実験のときは4700μF)を使わなければなりませんでしたので、ダーリントン方式に変更しました。
その結果33μFで足りるようになりましたので基板も小さくできました。