ジープ レネゲード ガソリンモデルに試乗しました!
ジープのコンパクトSUVとして売れ行き好調なレネゲート、先日はディーゼルモデルに試乗しましたが、今回はガソリン1.0L3気筒ターボの6MTモデルに試乗しました。果たしてディーゼルとの差はどれくらいあるのでしょうか?早速試乗インプレです。
●居住性★★★★
全長4255mmとコンパクトなSUVですが中は広く、後席も余裕があります。
切り立ったフロントガラスがラングラーを彷彿させます。ガラス自体は大きく、ボンネットの先端も見えるので取り回しは楽ですね。
静粛性も悪くないレベル。乗り心地も柔らかめで快適ですが、荒れた路面はショックを伝えてきます。
●動力性能★★★★
最近の3気筒ターボエンジンは、ほんとディーゼルとフィーリングが似てますね!低速から豊なトルクを発生する上、3気筒ならではのスムーズすぎないパルス感がディーゼルそっくりです。比較をすれば最大トルク発生回転数は同じですがトルクが2/3なのでディーゼルの方が力強いのですが、車重も100kg以上ディーゼルが重いので、数値程の差はありません。ガソリンでもグイグイ加速します。一昔前の1Lエンジンのひ弱さはありません。
他方、最大パワーもガソリンとディーゼルは同じ120馬力なので、高回転まで回しても、それ程パワフルというかんじではありません。ですが、街中を軽快に走ったり高速道路を巡航するには十分です。
●ハンドリング★★★★
あいかわらず軽快なハンドリングで、くるっと回り込むような旋回を感じさせてくれます。ホイールベースの短いSUV共通の感覚ですね。ジープやディフェンダーのショートバージョンと同じような感覚です。
●総合評価★★★★
あいかわらず街乗りSUVとして非常にいい車だと思います!
目線もそこそこ高く、取り回しもしやすく上に中は広く、走りも中々軽快です。何よりワイルドなんだけどちょっとかわいいデザインがいいですね。内装も助手席にグラブバーが装備されているのもそそりますし、7インチモニターも大きくUSBジャックも装備され、最近の車といったかんじのインテリアです。
まあ、走り好きの人が買うかと言われたら、そこまでのスポーティさはなく、ドイツ車のような剛性感はありませんが、取り回しやすい個性的なギアをお求めの方には刺さると思います。
では、動画をどうぞ!