THE TEST DRIVE!! クルマ好きによる試乗記&動画 (旧クルマ本を斬る!)

車の試乗記&レポート、インプレ、動画、お薦めの本等。OCNブログサービス停止に伴い、こちらに引っ越しました!

トヨタの燃料電池車、MIRAIに試乗(動画有り)!水素のミライは?

2015-05-29 22:00:00 | トヨタ Toyota

 

 

なんと、あのトヨタの市販型燃料電池車(FCV)、MIRAIに試乗することができました!!

水素から電気を取り出す、文字通り未来の車、ミライ。

さっそく試乗インプレです!

●居住性 ★★★

さすが電気自動車、室内は非常に静かです。防音にも気を配っているのでしょう。
室内のインパネは普通、、というより、センスはイマイチかな。。。
後部座席の横幅が狭くなっているのも少し残念。
ボディはしっかりしてます。

●動力性能 ★★★★

速いですね!
通常モードでも十分交通をリードする加速を低速から発揮しますが、
パワーモードにすると結構元気な加速を見せてくれます。

●ハンドリング ★★★★

重心が低いのでハンドリングは良好ですね。
ただ、他の電気自動車より多少腰高感を感じるのは残念です。

●総合評価 ★★★★

基本、乗り味は他の電気自動車とほぼ同じです。
テスラ モデルS程の広さや加速はなく、BMW i3のような軽快感もないので、リーフに近い感触です。

トヨタのミライを賭けた水素自動車ですが、個人的には少々懐疑的です。

水素自体は危険な物質ですし、結局ガソリンスタンドのような補給場所が必要になります。
それよりは、電気だけで500km以上走れるテスラの方が安全かつ効率的なのではないでしょうか。

なんだか、ガソリンスタンドとか税金とか、既得権益の着せ替えのように感じるのは私だけでしょうか。。

それでは短いですが、動画をどうぞ! 

図解 燃料電池技術-本格普及のための材料・応用・インフラ開発-
一般社団法人 燃料電池開発情報センター
日刊工業新聞社
ニューカー速報プラス第15弾 新型TOYOTA MIRAI(ミライ) (CARTOPMOOK)
交通タイムス社
交通タイムス社
ニューモデル速報第502弾 トヨタ・MIRAIのすべて (モーターファン別冊)
三栄書房

三栄書房

 


新型アルファード 3.5に試乗!(動画あり)キング・オブ・ミニバン健在!

2015-05-26 22:00:00 | トヨタ Toyota

ヴェルファイアに続いて、兄弟車のアルファードにも試乗しました!

 

運転したグレードは、アルファード(AT)3.5L GF 2WD 7人乗りです。

さてハイブリッドとの違いやいかに?


●居住性 ★★★★

もう空間的にはこれ以上は不要というほど広いです。

乗り心地も快適ですし、静粛性も高いですね。

ただ、7人乗り版の場合、シートが今ひとつ高級感が欠けます。。

ここは頑張って6人掛けの革張りにしたいとこですね。

購入を検討されている方は、実車を要チェックです。

 

●動力性能 ★★★★★

これですね!これ!

ミニバンの頂点にふさわしい、低速から元気なトルクを発生させる3.5Lユニットは、

いかにも押し出しの強いマスクを持つアルファードのイメージに相応しいものです。

ミニバンにこれ以上のパワーは不要でしょう。

 

●ハンドリング ★★★★

ヴェルファイアと同じですが、トレッドが広いので安定感がありますね。

ハンドルを切ると、横転するようなそぶりはなく、そのまま横にスライドするような感覚です。

これはドライバーもその気になっちゃうかもしれませんね。

高速の進入や出口でつい飛ばしてしまう方の気持ちもわかります。

 

●総合評価 ★★★★★

とても良いのではないでしょうか。

鬼のように押し出しの強いフェイス、壁のような存在感、

広大な室内、高い快適性、なかなかのハンドリングとパワフルなエンジン。

日本を代表するミニバンの頂点だと思います。正常進化です。

これでドイツ車のような剛性感やスタビリティが加わったら、世界に誇れる車になるかもしれませんね。

それでは動画をどうぞ!

 

最新ミニバンのすべて (モーターファン別冊 統括シリーズ vol. 69)
三栄書房
三栄書房
新型アルファード/ヴェルファイアのすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報 第508弾)
三栄書房
三栄書房
新型VELLFIRE&ALPHARD 1st book (SAN-EI MOOK)
三栄書房
三栄書房

トヨタ 新型ヴェルファイアに試乗(動画有り)!日本の高級車

2015-05-22 22:00:00 | トヨタ Toyota

 

トヨタの新型ヴェルファイアに試乗してきました!
ヴェルファイアといえばアルファードと並んでトヨタのミニバンの頂点に君臨するモデル。
同時に比較したエスクァイアとの差は?

試乗したグレードは、ヴェルファイア ハイブリッド(AT)ハイブリッド ZR“G エディション” 7人乗り。
早速インプレです! 

●居住性 ★★★★★
まず乗り込む前にドアの前にたつと、そびえ立つ側面に圧倒されます。もはや壁です。

 着座位置もアイポイントも非常に高く、目の前には広大な風景が広がります(といってもフロントガラス下面端は高めなので、安心感があります)。もうこのかんじはミニバンというよりミニバスです:)

 後部座席はファーストクラスですね。空間的にこれ以上安楽な場所はないでしょう。質感も静粛性もいいです。

 

●動力性能 ★★★
一応ハイブリッドなのですが、車重が重いので加速は鋭くありません。
エスクァイアもマイルドだったのですが、こちらは更に、です。

 

●ハンドリング ★★★
アイポイントの割には腰下が落ち着いているかんじで、S字コーナーも不安感なく回ります。
安定感重視なので、逆にスポーティさはありません。

 

●総合評価 ★★★★
さすがはミニバンの頂点ですね。これ以上はいらないっていう程、よくできてます。空間の広さ、静粛性、質感、どれをとっても不満ありません。
走行感覚はもはやミニバンですが、この車にスポーティさを求める方が間違いでしょう。
こんないい車が300万円代から帰るなんて、メルセデスのBクラスより断然こちらが費用対効果高いですね:)
もっとも、ドイツ車のガッチリした良いもの感や、新型Cクラスのフラットライドは望めませんので、何を車に求めるかにもよりますが。
個人的にはヴェルファイア、アリだと思います。
それでは短いですが、動画をどうぞ!!

新型アルファード/ヴェルファイアのすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報 第508弾)
三栄書房

三栄書房

 

アルファード&ヴェルファイア パーフェクトファイルvol.4(CARTOPMOOK) (CARTOP MOOK)
イリオス

交通タイムス社

 

新型トヨタ ALPHARD&VELLFIRE (CARTOP MOOK ニューカー速報プラス)
交通タイムス社
交通タイムス社
アルファード&ヴェルファイア DIYハンドブック (CARTOP MOOK)
交通タイムス社
交通タイムス社

トヨタ エスクァイアに試乗(動画あり) マイルドヤンキー版セレナ?

2015-05-19 22:00:00 | トヨタ Toyota

トヨタの新型ミニバン エスクァイアに試乗してきました。

アルファード、ヴェルファイア程ではなくても、ヴォクシーより多少高級を、というコンセプトのこの車。 早速インプレです。

●居住性 ★★★★  

さすがミニバン、広いですね:) まあそれは当然として、ウエストラインが低く視界が非常に良好です。 これは運転しやすいですね。 室内はブラック基調の落ち着いたもの。 正直、特に高級というかんじはしません。 シックで落ち着いたイメージではあります。 乗り心地も普通です。

●動力性能 ★★★  

ハイブリッドですが、典型的な燃費重視の存在感を出さないタイプです。 なので、ゼロ加速はまあほどほど軽快ですが、踏み込んでからの伸びは期待できません。

●ハンドリング ★★★  

まあ、安定志向の普通のミニバンです。

●総合評価 ★★★  

ちょっと高級なミニバンということで期待して試乗したのですが、 正直どこが高級なのか分からないレベルです。  で、乗って気がついたのですが、これはもしかしてマイルドヤンキー向けなのではないかと:) ヴォクシーじゃあ大人しすぎるし数が多い、かといってヴェルファイアまではお金が出せない、 そういった人向けの なんちゃって高級ミニバンなのではないかと。 まあ、そんなレベルでした。 それでは短いですが、動画もどうぞ!






トヨタノア&ヴォクシー&エスクァイア―STYLE RV (NEWS mook RVドレスアップガイドシリーズ Vol. 107)

 

三栄書房

 

 

 

三栄書房

 

 


BMWのEV、i3に試乗!これはスポーティ!

2015-05-15 22:00:00 | BMW

青山のカフェで、期間限定でi3とのタイアップイベントをやってましたので、試乗してきました!



BMWの未来を描くiシリーズのメインのモデル。
特徴的なスタイルやカーボンシャーシ等、話題満載でしたが、その走り味やいかに?
早速、インプレです。

●居住性 ★★★★
 まずはその独創的なインテリアにグッときます。
素材感のあるパネルやシンプルなメーター周り等、多少やりすぎ感もありますが、
新しい提案としては悪くありません。
静粛性は素晴らしいですね。
加速時に聞かせるモーター音もスポーティでいいかんじです。
乗り心地は、多少硬く感じるところもあったりしますが、概ね合格点です。

●動力性能 ★★★★★
 速いです!
EVなのでゼロから最大トルクを発生し、リニアに吹け上がるところは他のEVもそうなのですが、
リーフより一段とスポーティな仕上がりです(テスラ モデルSまではいきません)。
アクセルオフ時の回生ブレーキも強力で、ほぼ右足だけでドライブできます。

●ハンドリング ★★★★
 ここもいいですね。
重心が低いのでコーナリングが怖くありません。
ホイールベースも長くないので、気持ちよくグイグイ曲がります。
さすがBMWですね。

●総合評価 ★★★★
 一言で言うと、BMWのEVです:)そのままですね:)
電気自動車ならではの特性はそのままに、期待を裏切らないスポーティさに満ちてます。
乗ってて楽しい車です。
 ネックは、価格と航続距離ですね。。
500万円クラスの車としては、もう少しエクステリアに格好良さが、インテリアに高級感が欲しいですね。
個性的なのですが、人に自慢したくなるアピアランスではないきがします。
中身がいいだけに、ちょっと残念ですが、今後に期待したい1台です。

BMW i3のすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報/インポート 39)
三栄書房
三栄書房

 

BMW i3 & i8 (CARTOP MOOK ニューカー速報プラス)
交通タイムス社
交通タイムス社

 

ニューモデル速報 インポート Vol.39 BMW i3のすべて
三栄書房
三栄書房

メルセデスベンツ GLA180に試乗!(動画あり) 新しいスタンダードかも!?

2015-05-12 22:00:00 | メルセデスベンツ Mercedes Benz

最近メルセデスの試乗が続きますが、今回はシティ系SUV、GLA180に試乗してきました。



では早速インプレを。

●居住性 ★★★★
 インテリアの質感ですが、最近の素晴らしいCクラスには及びませんが、
BMWと比較すればなかなかの質感。
 居住空間もSUVタイプだけあって、大人4人が不満なく乗車できます。
 アイポイントは意外なほどセダンと差がなく、あまり高くありません。
 乗り心地もなかなかしなやかで、Cクラスと比較しなければ不満はないのではないでしょうか。

●動力性能 ★★★★
 いや、素晴らしいですね、最近のターボは!
1.4tあまりの車重に対し、わずか1.6Lながらグイグイ加速していきます。
しかも低速から効いてくるので、波乗りのような爽快感があります。
DCTの調整も素晴らしく、ほとんどショックをかんじません。

●ハンドリング ★★★
 そこそこ軽快ではありますが、メルセデスらしい安定方向に振った味付けです。

●総合評価 ★★★★
 いい車ですね、GLA。セダンよりもスポーティ感というかクラスレス感がありつつ、
中もそこそこ広いし質感もいい。
さらに燃費も良くエンジンも気持ちいい。この気持ちよさを味わうにはVWやアウディを選ばざるを得なかったのですが、
ここにきてかなり品質を上げてきました。
 ただ、あと50万円程だせば、あの2クラスくらい上質なCクラスに手が届くとなれば、個人的にはCクラスをお勧めします。

では動画をどうぞ!


最新 国産&輸入車2015 SUV選びの本 (CARトップ増刊)
(株)イーグル
交通タイムス社


2015年 国産&輸入SUVのすべて (モーターファン別冊 統括シリーズ)
三栄書房
三栄書房


激推し購入ガイド2015 SUV (CARTOP MOOK)
(株)イーグル
交通タイムス社

ついにポルシェ911ターボ(996)に試乗!(動画あり) 怒涛の加速!

2015-05-05 22:00:32 | ポルシェ Porche



ついに、前から非常にきになっていたポルシェ911ターボ(996型)に試乗できました!!
タイムズレンタカー Service Xという趣味車を扱っている素晴らしいレンタカー屋さんがあるのですが、今回ラインアップに911ターボを追加してくれました!
996型ターボはそこそこリーズナブルなお値段になってきたので、手が届く1台。
これは次期愛車候補かも。。と気になっていたので、とても楽しみにしてました!
では、さっそくインプレです。

●居住性 ★★★

 キャビンはスポーツカーらしくタイト。
前席は全く問題ありませんが、後部座席はスペースといい、音といい、ちょっとした拷問です:)
インパネは、1000万円オーバーの車にしては質感は高くありません。
この年代のポルシェの不満点ですね。
振動は結構入ってきて、電気マッサージ機状態です:)
加速時のサウンドは勇ましいのですが、ちょっとこもり気味です。

●動力性能 ★★★★

 ATモード時は2速発進なので、出足はちょっとトルクが細めに感じます。
MTモードで1速スタートにすると、ターボらしいグッとした加速を楽しめます。
3000回転を超える頃からはターボの本領発揮で、NAでは望み得ない爆発的な加速を見せます。
ただしそのときもRRの恩恵で地面を踏みしめてスリップは皆無なので、怖い思いをすることもありません。
高速への伸びも素晴らしいのですが。。。まあ現代の基準では、化け物みたいに早い訳ではありません。

●ハンドリング ★★★★

 さすがポルシェ、リニアでほぼ文句のつけどころのないハンドリングです。
フル加速するとフロントの接地感が軽めになるところは911ならではのキャラですね。

●総合評価 ★★★★

 ほぼ予想どおりの感触でした。
 ターボのパワーは公道ではお釣りがくる速さですが、
GT−Rやランボに比べると、まあ常識の範囲内かと思います。
 ハンドリングもボディ剛性も文句ないのですが、やはりATがすべての反応をワンテンポ ダルなものにしています。
かといって、セルシオのように快適な訳でもありません。
 911のハイエンドモデルとしてターボの称号は一度は手に入れたい魅力的なものですが、
スポーツカーを求めるならMTモデルを選ぶべきのようですね。

とはいえ、RR特有のハンドリングはちょっとクセになります。試乗時はフロントが軽めであまり好きなフィーリングではないのですが、降りてしばらくすると、あのクセをもう一度体感してみたい、自由に操れるようになりたい。。そんな気持ちにもさせるところがポルシェのポルシェたる所以なのでしょうね。

それでは動画をどうぞ!

ちなみに997ターボの試乗記はこちらです。

名車アーカイブ ポルシェのすべて (モーターファン別冊 名車アーカイブ)
三栄書房
三栄書房
ポルシェに乗ると、なぜお金が貯まるのか?
榎本聡
ATパブリケーション
新100万円台のポルシェ・ボクスターと200万円台の911は、買っても大丈夫です (モーターファン別冊)
三栄書房
三栄書房
ポルシェ購入ガイド (NEKO MOOK)
ネコ・パブリッシング
ネコ・パブリッシング

メルセデスベンツS550プラグインハイブリッドに試乗!

2015-05-01 22:00:18 | メルセデスベンツ Mercedes Benz



さて、久々の試乗記です。
今回は、メルセデスの最上クラス、SクラスのS550プラグイン ハイブリッドに試乗しました!

●居住性 ★★★★

 さすが世界を代表する高級車、居住性はほぼ文句なしです★
 広大な室内は、デザインに新鮮さこそありませんが高品質。
とくに後部座席はファーストクラスのようです。
外界からはほぼ音は聞こえてきません。
乗り心地はフラットを通り越してミラーのよう。
ただ、個人的にはちょっと足が柔らかすぎて酔いそうでした。。
あと、停止時にエンジンがかかる瞬間、ショックが発生するのは閉口しました。

●動力性能 ★★★★★

 モーターの初期トルクは強力で、大柄なボディをなんなく加速させます。
しかも60kmを超えてもモーターで駆動!
この2tを超える巨体で大したものです。
エンジンとの切り替わりもスムーズ。

●ハンドリング ★★★★

 ハンドリングも素直でほぼ言うことなし。
ただ、コンフォートモードでの前後の揺れ幅が大きいのは
少し気持ち悪いです。
低速での取り回しやすさはすばらしく、巨体をあまりかんじさせません。

●総合評価 ★★★★

 高級車としてほぼ文句の付け所のない車です。
さすがメルセデスの頂点の一角ですね。
ボディ剛性も岩のように硬いです。
 ただ、先代が地面からどっしりと根の生えたような剛性感だったのにたいし、
今回のモデルは間に免震ゴムがはいっているような浮遊感があります。
 ある意味フラットライドで素晴らしいのですが、ちょっと接地感という意味では
不安感がないわけではないですね。

なぜ、メルセデス・ベンツは選ばれるのか?
上野金太郎
サンマーク出版


名車アーカイブ メルセデス・ベンツのすべて―懐かしの名車から最新モデルまで一挙紹介! (モーターファン別冊 名車アーカイブ)
三栄書房
三栄書房
メルセデス・ベンツ 名車たちの系譜
内藤 毅
世界文化社