試乗してきました、アルファロメオ147、1.6!
どうにも気になるアルファロメオ。でも、以前試乗した147の2.0セレスピードや156ワゴンのQシステムは正直、ピンときませんでした。もしかしたら、変速機の問題!?やはりマニュアルじゃないと、しっくりこないのかもしれません。思い立ったが吉日、147のMTモデルの試乗をしてきました。なぜ1.6にしたかというと、排気量が小さい分、エンジンを回す楽しみが味わえるのでは、と思ったからです。それでは、アルファロメオ麻布十番で試乗させていただいたインプレを。
○エクステリア:
賛否両論のニューフェイス。実物は、写真で見るより意外とマッチしていて違和感ありません。最初からこういう顔だった、と思えば平気かも。ただ、個人的には断然、マイナーチェンジ前が好きです。特にGTAは西洋の甲冑みたいで精悍ですね。
○インテリア:
日本市場でのアルファロメオはプレミアムスポーツを目指しているようで、インテリアもそれなりに高級風。オートエアコンも左右独立で温度設定ができます。デザインセンスもドイツ車とは異なる、有機的なイメージ。ただ、質感は高級車とはいいがたいところです。もっとも、デビューしたての頃よりは大分クオリティは上がっているようです。室内も想像より静か。
○動力性能:
さぁ、今回試乗した目的である動力性能はいかに!?1.6ながら、低速域からなかなかトルクフル。そして高回転までスムーズな吹けあがり。なにより、アルファロメオ独特のムッチリ感が感じられるところが嬉しい!角の丸い、なんとなくねっとりしたエンジンフィールはこの1.6 4気筒版でも健在でした。又、想像通り、MTの方がATやセレスピードよりも断然ダイレクト感があり好印象でした。
○ハンドリング:
試乗時間が短く、市街地コースだったので、あまりハンドリングは試せませんでしたが、そこそこクイックだった印象があります。ただ、ライトウエイトというかんじはありませんでした。あと、乗り心地が良いのが印象的でした。
ということで、MTモデルが自分にあってる、という仮説は立証されました。ATよりも断然楽しいですね。ただ、147 1.6自体は雑誌で絶賛されている程の魅力は感じませんでした。刺激が少ないというか、キビキビ感がないというか。。。個人的にはMINIの方が合っているようです。ただ、ムッチリした全体的なフィーリング、ロロロロ・・と心地よいサウンドのエンジン、そして柔らかい乗り心地等、アルファロメオ独特のフィーリングを求める方にとっては費用対効果は最高なのは間違いありません。うーむ、ますます悩ましい。。。一番興味があるのは156のV6、MTなのですが、果たして私との相性はいかに。
アルファ・ロメオ147&156メンテナンス&チューニングファイル
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