過去の試乗インプレですが、TVR T350について記載します!
タスカンの後に誕生したT350。今では日本ではほとんど見ないですよね。よりオーバーハングを切り詰めたスポーティなこの1台。貴重な試乗記をアップしておきます。
●居住性★★
インテリアはTVRならではの独特なデザインと質感。静粛性は、レーシングカーを彷彿させますね!とにかくエンジン音がダイレクトに入ってきます。またそのサウンドが荒々しいんです。直6というと、BMWのような粒の揃った高音をイメージしますが、TVRのそれはワイルドなレーシングマシンのようです。
●動力性能★★★★
360馬力以上あるので不満はもちろんありません。吹け上がりも猛々しいですね。ただ、トルク感はそれ程でもありません。
●ハンドリング★★★
素直でスポーティですね。ただ、全長や車重から想像されるような軽快な感じはありません、
●総合評価★★★
うーん、個人的にはタスカンの方がデザインが好きですね。まあタスカンにも言えるのですが、TVRはスペックで想像されるような凄まじい車ではありません。予想以上に軽快感はなく、コントロールできないパワーもありません。どちらかというと、クラシックなレーシングカーという感じです。その辺りのギャップがTVRがイマイチ盛り上がらなかった理由の一つではないでしょうか。もちろん、整備拠点の問題は大きいのですが。。
TVR: Ever the Extrovert (Haynes Classic Makes) | |
Russell Hayes | |
Haynes Publishing UK |