THE TEST DRIVE!! クルマ好きによる試乗記&動画 (旧クルマ本を斬る!)

車の試乗記&レポート、インプレ、動画、お薦めの本等。OCNブログサービス停止に伴い、こちらに引っ越しました!

レクサス LC500コンバーチブル 高速試乗レビュー!(動画あり)脳が痺れるV8サウンド!

2023-09-29 17:00:00 | レクサス

レクサス LC500コンバーチブルに試乗しました!

⚫︎居住性★★★★

 相変わらず内装の質感は上質ですね!日本車随一の質感。

 デザインも個性的で、特にドアハンドル周りは美しい。

 乗り心地も快適で、どのモードでも基本的に快適性は損なわれない。

 ボディ剛性もオープン化による低下はかなり抑えられている。

 フロントウインドウの傾斜はキツいので開放感はそれなりだが、風の巻き込みも少ない。

 リアシートは大人が座るにはキツすぎるが、シートがあることが重要。

 ルーフを占めると結構静か。しっかりした幌がついている。とはいえ、雨音は聞こえる。

 

⚫︎動力性能★★★★★

 あいかわらず5L V8NAエンジンは至極。

 吹け上がりがシャープすぎて、すぐレブに当たるのは残念。

 スポーツ+モードはレスポンスが良すぎてギクシャクしがちなので、気持ちよく楽しむならスポーツモードがオススメ。

 この車の最大のハイライトは、そのサウンド!!

 オープンにしたことで、直に楽しむことができる。

 特にトンネル内でのサウンドはフェラーリも顔負けな大音量。これは最高。

 

⚫︎ハンドリング★★★★

 望外に軽快はハンドリングは2tの車重を感じさせない。

 リニアでフィードバックも気持ちいい。

 ただ、比較すればクーペの方がよりダイレクト感はある。

 ブレーキはよく効くが流石に車重の重さを感じる。

 

⚫︎総合評価★★★★★

 サウンドフェチには至宝の1台!

 間違いなく今まで試乗した日本車の中で最高のサウンドエンターテイメントカー。

 5LV8を骨の髄まで楽しみたいならオススメ。

 クーペのフォルムも捨てがたいが、ループを閉めた時のコンバーチブルのフォーマル感もかなりのもの。

それでは動画をどうぞ!


カワサキ ニンジャ650 箱根 試乗レビュー!(動画あり)もっとも優しいミドルスポーツバイクかも!

2023-09-27 17:00:00 | カワサキ

NINJA650試乗しました! 

 

ZX25Rの印象が非常によかったので、似たような直4バイクで排気量の大きいのはないかな〜ということで、レンタルバイクで見つけたニンジャ650 2020年モデルに試乗しました!はい、お分かりの通り、このバイクはパラレルツインでしたね・・・果たしてどんな車なのでしょうか?早速インプレです!

 

●居住性★★★★

 見た目はSSっぽいですが、ツアラーなんですね!なのでポジションも程よい前屈で足回りもキツくありません。乗り心地もいいですね!結構しなやかなサスペンションです。車体が望外にスリムなので、足付きも悪くないですね。取り回しも楽です。

 

●動力性能★★★

 650ccの並列2気筒は、68psを8000回転で、63Nmを6700回転で発生。走り始めからドコドコとした2気筒らしいパルス感と程よいトルク感。

吹け上がりは結構早く、あっという間にレッドに到達します。高回転ではカワサキ特有のサウンドが気持ちいですね。まあパワー的にはスペック通り、気持ちよく走るにはピッタリですが、びっくりするような加速ではありません。ちょっと高めのギアで、鼓動感を感じながらコーナーから脱出するのが気持ちいいですね。

 

●ハンドリング★★★★

 本当に癖のない素直なハンドリングです。低速ではヒラヒラと曲がりますし、中速〜高速でも変な動きもなく、安心感はあります。ブレーキで前に荷重を与えてあげると、より気持ちよく曲がりますが、そうでなくてもあまり前後にポジションを変えなくても曲がってくれます。体重移動しなくても目線だけでもスルーッと曲がりますね。

 

●総合評価★★★

 もう1つ、このバイクのいいところは値段の安さ!Zx25Rと同じくらい!大型なのに!

 街乗りから高速、ツーリング、ワインディングとステージを選ばず気持ちよく走れる万能バイクですね。他方、あまり尖ったところはなく、印象に残りにくいとも言えます。

 では、動画をどうぞ!


ホンダ シビック タイプR 首都高試乗レビュー!(動画あり)

2023-09-22 17:00:00 | ホンダ

ホンダ シビックタイプR、今回は首都高試乗レビューです!

前回の箱根のワインディングでは最高に楽しかったこの車、

首都高でも十分以上に楽しいですね!

特にコンフォートモードでの段差のいなし方は見事で、本格的スポーツカーとは思えません。

全方位に無敵感が強いですね、すごい。。

では動画をどうぞ!


ホンダ CBR650R 試乗レビュー!(動画あり)ほぼ完璧なのに、肝心なアレが残念・・

2023-09-20 17:00:00 | ホンダ(バイク)

ホンダ CBR650R 2020年式に試乗しました!

 

●居住性★★★★

 足付きいい

 前傾もキツすぎない

   車体もポジションもコンパクト

 4気筒にしては幅もスリム

 風はネイキッドと比べればそんなに当たらないし影響も少ないが、ウインドスクリーンの効果はそれなりで伏せないと効果が低い。

 乗り心地はちょい硬めだがガチガチではない

 ニーグリップしやすい

 

●動力性能★★★★

 公道で使い切る限界

 6000回転以下はスムーズでしなやかなトルク 使いやすいし気持ちいい

 6000回転以上はパワフルだが、思ったよりビリビリとした振動と雑味が出てくるし

 サウンドもヴァーーーーという感じで倍音系で音圧も高い

 特にピークの8000-1万回転で振動が大きいのが残念。  

 また、吹け上がりにドラマはなくフラットな特性。

 

●ハンドリング★★★★

 初期倒し込みは軽やかだがそこからは

 SSらしい立ちが少し強め

 このおかげで旋回中もラインを変えやすい

 輸入車に気筒みたいにパタンと倒れそうな不安感ないのは4気筒のジャイロ効果

 車体も軽い

 

●総合評価★★★★

 街乗りからワインディングまで万能にこなせる

 ホンダは重心が低く安心感があるし吹け上がりもリニアだから扱いやすいし人に優しい

 奥も深そうなのでベテランでも面白いかも

では、動画をどうぞ!


ホンダ シビック タイプR(FL5)試乗インプレッション!(動画あり)もはや速いだけじゃない!

2023-09-15 17:00:00 | ホンダ

ホンダ シビック タイプRに試乗しました! 

⚫︎居住性★★★★

 スポーツカーにしては望外に快適!

 ベースのシビックの良さがそのまま出ている。

つまり、居住空間は広く、

インパネの質感も高い。

 静粛性も基本的には高くエンジン音も抑えられているが、タイヤノイズはちょっと入ってくるのと、インパネの擦れ音は残念。

 乗り心地は、コンフォートモードは中々快適!基本的にボディ剛性が高いのとサスのキャパが高いので、どのモードでも鋭い入力はないが、+R→スポーツ→コンフォートと切り替えるごとに衝撃の当たりやアクセルレスポンスが優しくなる。スポーツでも問題ないが、コンフォートはフワフワしないギリギリの快適さ。

 ACCも優秀で、さすがにMTなので40km以下は対応していないが、それ以上は優秀な性能。ワインディングまで快適に移動できるのが嬉しい。

 

⚫︎動力性能★★★★★

 極低速からしっかりとトルクがあり、2000回転から気持ちよくリニアにトップエンドまで伸びていく。

アクセル入力に対するパワーの盛り上がり方もスポーティだがわざとらしい二次曲線的なテイストではない。トップエンドは頭打ち感はないが、NAのVTECのような突き抜け感はなく、思ったより速くリミットに当たる感覚はある。

 パワー、トルク共に公道で使い切れる上限という感じ。

 

⚫︎ハンドリング★★★★★

 凄まじく洗練されたハンドリング!

 スピードレンジを上げても、路面が荒れたところでも、

ハンドルからはひたすら必要な情報だけが伝わってくるし、

こちらからの入力も間髪入れず反応する。

だが過敏なところは一切ない。

+Rモードでは路面からの情報やレスポンスが一層キレを増す。

 コーナリングはどこまでもニュートラルで、わざとコーナーでアクセルを踏んだり抜いたりしてもタイヤが滑ることはなく、ただひたすら舵を切った方向にグイグイ曲がる。

ブレーキも強力かつタッチも良い。

 全体的に軽さを感じる。

 接地感も非常に高く、路面に磁石で張り付いているかのように吸い付く。

 

⚫︎総合評価★★★★★

 FFとして世界最高クラスのハンドリングに、使い切れる気持ちいいパワー、そして快適な居住性を備えたかなりハイレベルなスポーツカー。

 昔のタイプRはゴリゴリのサーキットマシンで快適性は二の次だったが、この車はコンフォートモードに入れればBMW並みの快適さでドライブできる。

 ハンドリングは正直、公道では限界を試せないレベル。箱根ターンパイクを今まで走った中では間違いなく最速の1台。

 分かりやすいスポーティさというより、実際の実力を磨き抜いた結果、走らせたフィーリングも気持ちよくなっているという感じ。

 海外のスポーツカーのような派手さや演出はなく、実直だが研ぎ澄まされた気持ち良さがある。安定感の高さと静粛性の高さにより、多少ゲームっぽさも感じるが、逆に言えば常にクールでいられる。

では、動画をどうぞ!


TOM'S GR86 TS & GRヤリス TSS340 試乗レビュー!(動画あり)トムス初の公道試乗会でコンプリートマシンを味わう!

2023-09-08 17:00:00 | トヨタ

SUPERGTやルマンで有名なTOM'S のコンプリートマシン、

GR86 TS と GRヤリス に公道試乗しましたのでレビューをお届けします!

トムス GR86 TSに試乗しました!

⚫︎居住性★★★

 足回りはノーマルより硬めで結構揺れるが、

 乗り心地自体はガチガチではない。

⚫︎動力性能★★★★

 ノーマルよりトルク感がある。

 サウンドもスポーティ。

⚫︎ハンドリング★★★★

 レスポンスが気持ちいい。よりソリッド。

⚫︎総合評価★★★★

 街中でも許容範囲の快適さ。

 真価はサーキットに持ち込まないと正直わからない。

 

トムス GRヤリス TSS340

⚫︎居住性 ★★★

 ある程度揺れるが街中でも許容範囲。

 マフラーサウンドも気持ちよく乾いたスポーティな音。

⚫︎動力性能★★★★★

 低速からグッとトルクがでて気持ちいい。

 これくらいが公道で使える限度のパワー。

 タービン、ECU、マフラーが変えられ、

 340馬力にチューンアップされている割にはガクガクすることもなく普通に走れる扱いやすいパワーユニット。

⚫︎ハンドリング★★★★

 キビキビと俊敏で軽快。ダイレクト感がある。

 車の軽さを感じる。

 これだけハイパワーなのにシャーシが優っているので安心できる。

⚫︎総合評価★★★★

 かなり本格的なオーラを感じるのに扱いやすいところが凄い。

 街中もキツすぎないバランスがいい。

 サーキットに主眼を置いたハードコアながら、サーキットへの往復も苦痛にならない。

 

それでは動画をどうぞ!


ホンダ レブル1100 MT モリワキチューン試乗レビュー!(動画あり)このマフラー音、圧倒的鼓動感!

2023-09-06 17:00:00 | ホンダ(バイク)

ホンダ レブル1100 (モリワキチューン)に試乗しました!

⚫︎居住性★★★★

姿勢はクルーザーで軽い前傾。

ハンドルもペダルも遠くないが、前に投げ出す感じ。

風もあまり当たらない。

 

⚫︎動力性能★★★★★

270度クランクだが、水冷っぽいデデデデ系の鼓動感

ハーレーナイトスターのパワフルバージョン

レスポンス良好。

迫力あるパワー

排気量が大きいからこれくらい大きいと迫力ある。

→高めの鼓動感が楽しい。

力もあり、よく回る。

ノーマルより破裂感のあるサウンドが気持ちいいし、一発一発のパンチやキレもある。

 

⚫︎ハンドリング★★★

クルーザーにしてはよく曲がる。

ブレーキも効きが良い。

ボディーがしっかりしているから不安感がない。

 

⚫︎総合評価星★★★★★

これはアリ。

マフラーのおかげでサウンドに破裂感があり心地いいし迫力がある。

乗りやすく、安心感があり、快適で速い。

それでは高音質収録のサウンドを動画でお楽しみ下さい!


スバル レヴォーグ GT-EX 試乗レビュー!(動画あり)⚫︎⚫︎の気持ちよさ、宇宙一!

2023-09-01 17:00:00 | スバル

スバル レヴォーグ GT-EXに試乗しました!

 

 レヴォーグはレガシィなき後、日本専用モデルとして投入されたワゴン。巷での評判は上々ですが、果たしてどんな車なのでしょうか?

結論から言うと、中々評価が難しい車でした・・早速、試乗レビューです!

 

●居住性★★★★

 まず居住空間は中々広いですね。後席の膝前も中々余裕がありますし、ガラスエリアが広いので見晴らしも良好です。旅行好きには嬉しいですね。もちろんトランクスペースも広く、サイドも大きく抉られているので収納力は高いです。

 静粛性も高く、ロードノイズ、風切り音、エンジン音共に抑えられており、中々このクラスの中では静かな車ですね。

 乗り心地は、中々評価が難しいんですよ、この車・・

まず走り始めの印象は、結構好印象。ボディのしっかりした感じや、乗り心地の良さを感じます。特にスムーズな路面では、まるで宙を浮いているような浮遊感があります。スバルの足回りの良さが出てますね。

ただ、首都高の繋ぎ目のようなところでは、一転、衝撃を感じます。もちろん、乗り心地が悪いというレベルまではいきませんが、連続すると結構気になります。ボディの素材的には硬いながらも衝撃を吸収する感じですが、ワゴンボディなので空間が大きいが故にちょっとブルっとする感じがあります。

  内装の質感は上々。フル液晶メーターと、縦長のモニターがいいですね!どちらも発色もよく見やすいです。

 ドライブアシストは素晴らしいですね!昨今試乗した車の中で1番かも。特に前車について行く時の加速が適切で自然です。渋滞でもほぼストレス無く過ごせます。これを体感すると、もうアシスト無しの車には乗れませんね。

 

●動力性能★★★

 低速トルクはターボらしく十分、そこからの吹け上がりもスムーズですね。CVTなので変速ショックもなく、CVTの中ではラバーバンドフィールは少ない方です。ただ、ワインディングの上り坂等で微妙なアクセル操作をする場面ではレスポンスに物足りなさを感じますし、ガバッと踏み込んでも加速はそれなりです。

 

●ハンドリング★★★★★

 ハンドリングは気持ちいいですね!水平対抗の重心の低さが効いていて、ハンドルを切ると同時し、スッとフロントがインに自然に切れ込む感覚が気持ちいいです。スバルならではですね。しかも、ワインディングで結構追い込んでいっても全然根を上げません。ワゴンなのにリアの腰高感もほとんど感じません。

 さらに、手のひらに伝わってくる感触がいいですね!この上質感、ジャガーとまではいきませんが、近いものがあります。

 

●総合評価★★★★

 ハマるシーンではすごく上質、でも逆に苦手なシーンもはっきりしている、と言う感じですね。SUVみたいに腰高な車は避けたいけど荷物は乗せたい、快適性や上質さも欲しい、と言う方にはピッタリですね。スバルのターボ車ならではの走りを求める方にはちょっと向かないかもしれません。まあSTiを選べと言うかんじなのしょうね。

では、動画をどうぞ!